東京メトロ、住友商事、Go Ahead Groupの3社で設立した合弁会社が、ロンドンの鉄道路線「エリザベス線」の運行に乗り出します。東京メトロが海外の鉄道運行を担うのは初めてですが、競合他社に勝って運行事業を受託するに至ったのには、4つの背景が考えられます。 2025年からエリザベス線を運行 英ロンドンの空の玄関口であるヒースロー空港に乗り入れた新しい鉄道路線「エリザベス線」の運行に、2025年5月から日本企業が携わることになりました。 拡大画像 エリザベス線(ロンドン交通局)。 エリザベス線は地方行政機関であるロンドン交通局が、子会社を通じてインフラの維持・管理をしています。このほど、ロンドン交通局が運行会社の入札を実施したところ、東京メトロや住友商事、多国籍企業Go Ahead Groupの3社で設立した合弁会社が受託する見通しとなりました。 海外の鉄道運行を担うのは初めてという東京
東京メトロなど3社の合弁会社が、英ロンドンの地下鉄エリザベス線(Elizabeth line)の運営事業を始めます。 ロンドン最新の路線 東京メトロは2024年11月20日、同社が参画する合弁会社が2025年から英ロンドンのエリザベス線(Elizabeth line)の運営を受託すると発表しました。 エリザベス線の車両(画像:ロンドン市交通局、東京メトロ)。 英国大手の鉄道事業者The Go-Ahead Group(Go-Ahead)65%、東京メトロ17.5%、住友商事17.5%で出資した事業会社GTS Rail Operationsが、ロンドン市交通局と契約を締結し、2025年5月からエリザベス線の鉄道運営事業を開始します。契約期間は7年ですが、オプションを含めると最長9年半です。 エリザベス線は、ロンドン西部のヒースロー空港からロンドン中心部を通って東部に至る延長117km、41駅を
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