13日分2本いきます。 【正論】渡辺利夫 オバマ新政権と「日米同盟」 - イザ! http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/211845/ 日米同盟が弱体化すれば、「内向化」する国内世論と相まって、日本は国際社会の海を行方定まらず漂流することになりはしないかと惧(おそ)れる。 そこまで言いますか。えーと、これは実はたいへん申し訳ない話なのですが、「渡辺さん」など一部の名字に関しては、フルネームを見てもどの方だったかすぐには思い出せないことがあります。利夫さんの名前もどっかで見たな、と思いつつ、「正論」は最後に肩書を載せるはずだからいいや、と思いながら読み進めていきました。引用部のように日米同盟を重視するのは、従米保守の産経「正論」路線では基本ですから、日英同盟を廃棄させられた歴史をひもといているのも、その延長だろうと思いました
年末年始に本を見返していたら、故米原万里氏の著作に「ポモ論争」にずばり斬り込むような一節を見つけたので、ちょっと長めだが引用してみる。 中庸と中途半端のあいだ 通訳の最中、日本人の政治家が「中庸」とか「中道」とかいう言葉を頻繁に発したので、どう訳したものか困ったことがあった。 そういう概念がロシア語にないからではない。英語でも「幸せな真ん中(happy medium)」という言い方をするように、ロシア語でも「黄金の真ん中」という言い方で、まさに「中庸」に相当する概念を言い当てている。語源辞典を引くと、紀元前一世紀に活躍した古代ローマ随一の詩人ホラティウスの「頌詩集第二巻」に出てくる「黄金の真ん中(aurea mediocritas)」が初出ではないかと記してある。「偏らない、ほどよくバランスのとれた」というようなプラス・イメージの言葉だ。 では、なぜ訳に際して窮したのか?発言者自身は、明ら
「日本」なんて幻想だ、「日本人」だって大昔から混血繰り返してきてるんだからあてにならない-こういう系統のもの言いを得意げに振り回す学者、評論家、文化人がいます。先日の国籍法「改正」についての本欄拙稿にも、民俗学者のくせに「日本」「日本人」自体歴史的に形成されたって認識もないのか、的なご批判を頂きましたが、すいません、そのへんの議論はもちろん百も承知しておりますです。 「日本」や「日本人」が歴史的に形成されてきた経緯があり、その意味でイデオロギーだ、ってのはまあ、その通りですが、でも、だからって〈いま・ここ〉の「日本」「日本人」が幻想のままやってゆけるわけないでしょうに。この手の御仁は、そういうことで自分のアタマのよさ「だけ」をほのめかしたいのが多数派で、ならばあんたはどうしたいのよ、ってのが見えないか、見えても脳内お花畑全開の「地球市民」的妄想か、「多民族共生」的な逆縁のグローバリズム丸出
イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の境界からガザ地区に進入するイスラエル軍の戦車(2009年1月13日撮影)。(c)AFP/MARCO LONGARI 【1月14日 AFP】イスラエル軍は13日、ガザ市(Gaza City)南部の複数の地区に進入し、イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)と市街戦を展開した。また、イスラエル南部のパレスチナ自治区との境界地帯でも空爆を行い、ハマス側の死者は1000人近くに上った。 目撃者によると、戦車と武装ヘリコプターに支援されたイスラエル特殊部隊は、南部の複数の地域に数百メートル進攻した。ガザ攻撃開始以来、最も深部まで進入したことになる。戦車の砲撃音や銃声が1日中響き渡っていたという。 パレスチナの医療筋によると、13日の攻撃で約70人が死亡し、イスラエル軍のガザ攻撃開始以来のパレスチナ人の死者数は975人、負傷者は約4400人
ハマス、外国部隊受け入れ表明 ガザ攻撃停止など条件(1/2ページ)2009年1月14日8時18分印刷ソーシャルブックマーク 【カイロ=平田篤央、エルサレム=井上道夫】エジプトが仲介するイスラエルとイスラム過激派ハマスの停戦協議で13日、ハマス側がこれまで拒んできたガザへの外国部隊の展開を条件付きで受け入れると表明していることが分かった。イスラエルは停戦の条件として、ハマスの武器密輸を阻止するための国際部隊を求めている。ハマスが柔軟姿勢を示したことで、協議が前進する可能性が出てきた。 パレスチナ筋によると、ハマスはエジプト政府との協議で(1)イスラエルによるガザ攻撃の停止(2)ガザ境界の検問所開放、を前提に、トルコとフランスで構成する国際監視団なら拒否しないと述べたという。監視団はエジプトとガザの境界のガザ側に展開する。 フランスはエジプト提案を当初から支持している。エジプトの調停に加わった
*以下、転載情報。 件名: [uketugu] 「イランへの血まみれの警告」翻訳/梶村 送信者: Taichiro Kajimura 送信日時: 2009/01/13 8:27 梶村です。 イスラエルのガザ戦争が、増々残酷になってきていますが、昨日の わたしの投稿に並行するようなテルアビブからの論評がありましたので、 急ぎ翻訳しました。この論評は社説とは違い、言葉が切り詰めて 書かれていますが、現場からのものですから鋭さがあります。 またドンドン転送、転載お願いします。 よろしく。 ---------------------------------- 以下は『南ドイツ新聞』に、2009年1月12日(月曜)付けで掲 載された論評記事の翻訳です。テルアビブからドイツ人記者が、イスラ エルのガザ戦争を真っ向から批判し、さらに背景にある核問題にも踏み 込んだ優れたものと考え翻訳しました。来週のオバ
Posted by :早尾 貴紀 イスラエルのガザ侵攻をめぐって、いろいろと貴重な発言、良心的な発言が翻訳紹介されています。 しかしもちろん、こういった発言が世論の主流を占めているわけではなく、稀少だからこそ拾われて紹介されているということでもあるわけです。 ここで反対に、ひじょうに巧妙にイスラエルの軍事攻撃を正当化する議論を紹介します。論者はマイケル・ウォルツァー(Michael Walzer)。アメリカの政治思想・倫理思想の研究者で、日本でも、その主要な著作が次々と(もう10冊も!)翻訳紹介されている人気の思想家です。共同体の倫理と人権の理論で知られます。 そして彼は、〈9・11〉のときも、アメリカの軍事行動を正当化する代表的イデオローグとして名を馳せました。 それだけではありません。ウォルツァーは、もはや古典とも称される正戦論、『正しい戦争と不正な戦争』を1977年に刊行し、とうとう
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