不正認知で子供に日本国籍、中国人逮捕…服役男性の名前悪用 外国人女性が妊娠した子供を日本人の父親が認知すれば日本国籍を取得できる「胎児認知制度」を悪用し、中国人男女の間にできた子供を不正に認知させたとして、警視庁は13日、いずれも中国籍で、東京都豊島区池袋、無職沈楠(28)と無職王宗(29)、ブローカーの足立区西新井本町、郭清清(34)の3容疑者を有印私文書偽造・同行使などの疑いで逮捕したと発表した。 同庁は、父子の血縁関係の真偽確認に初めてDNA鑑定を活用、日本人の子供ではなかったことを特定した。 同庁幹部によると、3人は昨年1月22日、王容疑者と沈容疑者との間にできた子供について、別の傷害事件で服役中だった川崎市の日本人男性(56)を子供の父親と偽り、この男性が認知したとする偽の認知届を東久留米市役所に提出するなど、子供に日本国籍を不正に取得させた疑い。 この男性の戸籍を調べたと
モハンマド君(左)と父親のジヤドさん(右)=パレスチナ自治区ガザ南部ラファ、古谷写す 【ラファ(パレスチナ自治区ガザ南部)=古谷祐伸】イスラエル軍の攻撃を受けたガザの住民で日本国籍を唯一持つパレスチナ人の家族が、検討していたガザ脱出をひとまず取りやめ、ガザに残ることを決めた。 高知医科大(現高知大)の元留学生ジヤド・アルダフディさん(41)の6人家族。02年1月に高知県で生まれた次男モハンマド君(7)が「日本人」。当時、日本ではパレスチナ人の両親が無国籍扱いで、国籍法に従って日本国籍を得た。 イスラエルによる境界封鎖で住民は原則としてガザを出られない。モハンマド君の日本国籍のお陰で、ジヤドさんは支援者らがいる高知への脱出を決めていた。だが「停戦」を受け、高齢の親を心配して残ることに決めた。 モハンマド君は国連運営の小学校の2年生。「日本に行ってみたい」とはにかんだ。長女ヌールさん(
「日本」なんて幻想だ、「日本人」だって大昔から混血繰り返してきてるんだからあてにならない-こういう系統のもの言いを得意げに振り回す学者、評論家、文化人がいます。先日の国籍法「改正」についての本欄拙稿にも、民俗学者のくせに「日本」「日本人」自体歴史的に形成されたって認識もないのか、的なご批判を頂きましたが、すいません、そのへんの議論はもちろん百も承知しておりますです。 「日本」や「日本人」が歴史的に形成されてきた経緯があり、その意味でイデオロギーだ、ってのはまあ、その通りですが、でも、だからって〈いま・ここ〉の「日本」「日本人」が幻想のままやってゆけるわけないでしょうに。この手の御仁は、そういうことで自分のアタマのよさ「だけ」をほのめかしたいのが多数派で、ならばあんたはどうしたいのよ、ってのが見えないか、見えても脳内お花畑全開の「地球市民」的妄想か、「多民族共生」的な逆縁のグローバリズム丸出
国籍法改正反対運動については、マスコミの隠蔽にもかかわらず、ネット世論が政治を動かしたような意見を散見するのだが・・・ ちょい調べたところでも、そうではなさそうな感じですね。 きっかけとなった裁判の最高裁判決が出たのが2008年6月4日。 これを受けて、政府が国籍法改正案の作成を始め、8月には骨子がまとまるのだが、既に8月17日の読売新聞で「虚偽の認知」の懸念が報道されている。 読売新聞(国籍法改正案まとめWIKIからの転載) 国籍法から婚姻要件を除外…改正案骨子固まる 2008年8月17日 日本人と外国人の間の非嫡出子(婚外子)が日本国籍を取得することを認めない国籍法を違憲とした最高裁判決を受け、政府がまとめた同法改正案の骨子が16日、明らかになった。 〈1〉父母の婚姻を国籍取得要件からはずし、日本人の親に認知されることだけを要件とする〈2〉偽装認知に1年以下の懲役か20万円以下の罰金を
改正国籍法が買春目的での外国人児童売買に悪用される説が、田中康夫発かどうかはよくわからない。 新党日本のサイトで田中の演説動画を見たが、結婚もせずに外国人女性を孕ませた日本人男性を非難したいのか、それとも偽装認知を懸念しているのか不明瞭で、正直ここまで支離滅裂な人だったっけ?と、長野県知事時代*1を評価している私としてはかなり失望してしまいました。 結婚もせずに外国人女性を孕ませた日本人男性を非難するのは、それはそれで別にいいんですが、その場合、子供は真に生物学的に日本人の父を持っているわけですから、日本国籍を得るのに何の問題もないでしょう。 それに子供には何の罪もありません。日本人父が仮に非難されるべき行状の主だったとしても、子供に累が及ぶのを容認していい理由になりません。 倫理的に責めたいのはわからないではないですが、男女間のことに国家が介入するのが良いと思えませんし、ペナルティを強化
2008年12月21日 自分の属性にコンプレックスを持つ者がその属性を憎む、よくあるパターンですね (13) カテゴリ:ネット言論 さて、自分の案の大穴を塞ぐよりも、自分を慰めることに汲々としている例のRAM という御仁ですが、こんなエントリを書いています。 『「白砂青松」或いは「虎の威を借りるカピバラ」君へ』 http://ram-at-yahoo.iza.ne.jp/blog/entry/842209/ トラックバックを送るならコメントするのが礼儀(しかしそれは受け付けない状態)だなどと言いながら、自分はコメントもトラックバックも送らずにこっそりこんなエントリを書くんですから、この人のチキンっぷりは相当なものです。 しかし、この人日本語も相当怪しいですね。 「虎の威を借りる」って、私が誰かの権威に依存するようなことをどこでしたって言うのでしょう。私のブログに何でも法曹関連の広告バナーが
反自由党 | 国籍法改正問題について、反自由党からの絶対に正しい談話です。 さて、この件については全く新聞もブログも読んでません。 ただ、見出しからDNA! DNA! DNA! っていうのがどうやらキーワードらしいということはなんとなくわかりました。 まず言いましょう。 反自由党の蜂起が成功したら、DNAを廃止します。 次に、国籍を廃止します。 っていうと、こう言われるかもね。 もちろん理想としてはそう思ってるよ。 でも、いきなりそれを主張しても、ごく少数の人にしか理解してもらえないじゃないか。現実的じゃない。 とりあえず、現行のシステム内で、少しでも「よりまし」な実践をしようぜ。 まったくその通りです。それはやればいいでしょう。 けど、まず言わなければならないのです。 国籍をなくせって。 学校をなくせ! 理想としてはいいけど、現実的ではない。とりあえずできることからやっ
apjさんの新エントリ「レッテルを貼る奴を見ると無条件に攻撃したくなる 」は対話拒否の宣言と受け取りましたので、とてもむなしい気分になっているのですが、当初の予定通り続けたいと思います。 「火中の栗」へのapjさんのコメント。 言及されているようなので書いておきます。 私の方のコメント欄の内容があちこち振れたので、余計わかりにくくなっていますが、最初のエントリーを見ればわかるように、「今回、国籍法に反対した人が目立った理由」についての話をしているのであって、「ガキの国籍の話」なんか最初からしていないんですけど。「議論のテーマが違う 」から。 そもそも「ガキの国籍の話」なんかしてなくて、「国籍法改正に反対する人が目立って出てきた理由」の話をしていたのだからレイヤーが違うのは当たり前。国籍法改正の是非については、最初から議論するつもりは全く無かったので、エントリー内にも何も書いていなかったは
法改正してまでバカ親のフォロー? はあっ? いったい、なにを仰っているのでしょう。 人間なんて多かれ少なかれみんなバカであり、愚行をしでかすのはお互い様なのだから、そこはそれ、みんなでお互いに尻拭いしあいましょうというのも、社会や法律の大切な役割じゃないのかな。 「バカ親」がいるなら、その「バカ親」の愚行のために、子供が不当な不利益を受けないようにするのも法律の役割でしょ。それを社会がフォローしないというのなら、いったい誰がフォローするわけ。そのためにこそ、法律があるんじゃないの。 それに、そんなことを言うのなら、「非嫡出子」と「嫡出子」の差別を撤廃した民法の改正も必要なかったということになる。 現行の民法の300日規定だって、改正する必要はないということになる。 なんたって、法律の規定を知りながら子供を産んだ女性や産ませた男性は、それによって子供が不利益を被ることも省みなかった「バカ親」
少し遅れて知ったのだけれど、国籍法改正に反対票を入れ、自分のブログでは「国籍法について」というエントリだけトラックバック欄を削除した(わたしは、かれがトラックバック欄を削除する前に批判エントリからトラックバックを送っていたのだけれど、慌ててトラックバック欄だけ消したためか、サイドバーの「最近のトラックバック」の欄にはわたしのトラックバックは残っているが、他の人がトラックバックを送ることはできない)、参議院議員の川田龍平さんのパートナーで「ジャーナリスト」の堤未果さんが、11月30日付けの東京新聞に国籍法改正についてのコラムを掲載している。全体を読まないとそのばかばかしさが十分に分からないと思うので、以下に全文引用する。 「本音のコラム」 民主主義の宝 堤未果 かつてケネディ大統領は米国民にこう語った。「国があなたに何をしてくれるかでなく、あなたが国のために何ができるか自問してほしい」 六月
自民党「外国人材交流推進議員連盟」の移民政策提言が、そもそものきっかけだろう。 それに維新政党・新風が噛みついたのが発端と思われる。 まず平成19年参議院選挙での維新政党・新風政見放送のタイトルに注目 国籍法廃棄を主張 維新政党・新風 政見放送【前編】 2008/06/08 移民、1000万人受け入れ提言…自民議連案 自民党の「外国人材交流推進議員連盟」(会長=中川秀直・元幹事長)がまとめた日本の移民政策に関する提言案が7日、明らかになった。 人口減少社会において国力を伸ばすには、移民を大幅に受け入れる必要があるとし、「日本の総人口の10%(約1000万人)を移民が占める『多民族共生国家』を今後50年間で目指す」と明記した。 週明けの会合で正式に取りまとめ、福田首相に提案する。 1000万人規模の移民は、現在、永住資格を持つ一般・特別永住者(87万人)の約12倍にあたる。 案では、これら移
国籍法改正を巡る騒動を見ていると、反対派のみならず賛成派と思われる人でさえもDNA鑑定について、ものすごく評価しているように見える。 遺伝的に繋がっている者だけに親子関係を認めるべきだ、という流れになっているのだろうか? 逆の言い方をすれば「遺伝的に繋がっていない者は親子ではない」ということになる。 このblogでは、成り行きで代理出産関係のことを多く書いているので、そこの部分がどうしても引っかかってしまう。 「遺伝的に繋がった子供が欲しい」という欲望の行き着く先は、究極的には代理出産だろう。 家の継ぎ方 私の父方の祖母は、長男の家に嫁に入り、一女をもうけた。 その後に夫に先立たれ、婿をとって三男二女を産んでいる。 つまり私と父方の家系は、三代前で遺伝的繋がりは切れてる。 それでも、なんとなく「**家」の親族一同という形で、法事などで集まり続けていたりする。 大河ドラマ「篤姫」の場合も、篤
移民政策についての反発だとしたら、この騒動も理解しやすいのだけど、どうも違っている感じ。 なんとも不思議な騒動である。 左右を問わず、国籍法に反対している人の理屈はほとんど同じ。 不気味で狡猾な敵が、ザル法律を使い、日本と子供達を襲う 圧倒的な人数で襲来し日本の富を食い荒らす不貞外国人が敵だ、と思っている人も、いたいけな子供達をさらう闇の組織が敵、と思ってる人も同類。 「敵」が変わっただけだろ。 ネットで拾ったイラストが、ツボだったので貼ってみる。*1 オーソン・ウェルズがラジオで「宇宙戦争」を放送し、パニックを引き起こしたのが1938年。 ニュース実況放送っぽい演出で、当時のアメリカに漠然と広がっていた不安感をうまく刺激して、本当の出来事だと勘違いする人が続出。 更に、放送当時の国際情勢も、このパニックに深く関わっている。同時期のヨーロッパでは、チェコスロヴァキアのズデーテン地方帰属問題
国籍法の改正というのが、本日ようやく成立した。 この法律は、日本人 男性とフィリピン女性との間に生まれた子供達の日本国籍の取得について、 最高裁判決をうけて、改正されたものだ。 内容は、これまで国籍取得には、 父母の婚姻を必要としていたが、この要件を満たさなくても国籍を取れるよ うにするものだ。 これは、日本人の父がフィリピン人など外国人に生ませた 子供が日本国籍を取れないまま就学などに大きな影響が出ていて、実態と しては放置できないと最高裁が判決を下し、立法府がその意向をうけて改 正を行った。 ところが、この改正が、地味だが大きな問題となった。 それは、こうした外国人との間に生まれた子供の認知を安易にやれば日 本の社会秩序がおかしくなるという主張だ。 特に右系の人たちの組織的 な反対運動が起きた。この運動は凄まじく各議員の事務所にファックスが連 日山積みになるほど寄せられた。 またネット
ネット国士様が国籍法改正について流しているデマの中に「麻生首相が国籍法改正の閣議決定に加わっていない」という類のものがありますが、勿論嘘です。 863 名前:名無しさん@3周年[sage] 投稿日:2008/12/04(木) 23:32:36 id:KkGGbYYD 国籍法改正に関して@TBSラジオ 河野太郎「ネットで流されている外交事情で閣議の席にいなかったというのはデマ。 麻生は閣議決定の席にいました」 20 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/12/04(木) 00:33:58 id:ZAsid1ih0 麻生信者が論破されていく様子。 「ローゼン閣下は国籍法に関して一切知らされてなかったんだよ」 ── 内閣総理大臣が知らされない法案なんてあるんでしょうか? 「周りの人全てがローゼン閣下に知られないようにこっそり進めてたんだよ」 ── 仮に直前まで知らない法案があったとして
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く