宗教団体、「エホバの証人」の信者を親に持つ2世などを支援する弁護団が会見を開き、「親にむちで打たれた」などとする複数の証言が寄せられているとして詳しく調査を進めるとともに、行政などに情報を伝えていく考えを示しました。 「エホバの証人」の元信者などを支援する弁護士や医師などの弁護団は28日、都内で会見を開きました。 弁護団は、去年から元信者や2世への聞き取りなどを続けていて、このうち70人余りから子どものころの体験として、「親からむちでたたかれた」という声が寄せられているということです。 このほか、「勧誘活動などを強制され、学校活動や進学、就職などを制限された」「信仰をやめると家族から『信仰が戻るまで関係を絶つ』と言われた」といった声も複数寄せられているということです。 このため弁護団は、教団の教えが子どもの虐待などにつながっていないか詳しく調査を行い、状況に応じて行政などに情報提供をするこ