アルゼンチンの首都ブエノスアイレス(Buenos Aire)で道路を封鎖する警察車両(2013年12月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/JUAN MABROMATA 【4月17日 AFP】南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)で、養父母に9年間にわたり車庫に閉じ込められ虐待を受け、餓死寸前の状態になっていた少女(15)が保護されたことが16日、明らかになった。病院に搬送された少女は極度の栄養失調状態で、体重は20キロしかなかったという。 司法筋の話によれば、少女はパンと水しか与えられず、同じガレージ内で飼われていた犬やサルに投げ与えられた餌を食べたとの理由で暴行も受けていたと話している。ガレージの外に出られたのは、9年間でたった2回だったという。 同筋によると、養父母は「人間を奴隷化し、重傷を負わせ、違法に監禁した」疑いで逮捕された。 少女の実の両親は、他に