組織作りに「プロダクト開発のエッセンス」 を取り入れ、不確実性に向き合い続ける / Incorporating the “essence of product development” into organizational development and continuing to face uncertainty
システムの運用を始めたばかりの頃は誰もが不安でいっぱいです。よくある不安と対処法を書きましたのでご覧ください。 はじめに 皆さまがシステムを運用にするあたり、様々な不安を抱えていらっしゃると思います。 そういったよくある「不安」を書き出し、解消するための対策や参考ページなども記載しましたので、本記事をご覧いただいている皆さまには抱えている不安を淡々と潰していただければと思います。 【ケース1】大量のアクセスによる高負荷への不安 近日中に Web サイトの広告を出す予定だが、現状のままで増加するアクセスに対応できるのか不安がある 以下のような対策が考えられます ELB(Elastic Load Balancing)を使用し、Webサーバー(Amazon EC2)の複数台構成にする アクセス数や負荷に応じて自動で Webサーバー(Amazon EC2)の台数を増やす(スケールアウト)、減らす(
WordPressのサイトが重い!遅い!とお悩みの方に朗報です。StaticPressというWordPressのプラグインを使ってサイトを静的サイトに変換し、Amazon S3というサーバーで運用すれば、驚くほど高速なサイトになります。しかも超格安に。 WordPressが遅くなってしまう理由は下の記事でご説明しましたが、それを根本的に解決してくれるのがStaticPressとAmazon S3です。 WordPressが遅い原因と解決策|もう絶対に悩まない!WordPressのサイトってしばらく運営しているとどんどん遅くなってきますよね。あなたが管理画面の操作で遅いと感じているということは、... StaticPressとは? StaticPressとは日本人の方が作ったWordPressのプラグインです。サイトの全てのページを、そのままブラウザで表示できるHTMLという形式のファイルに
安全なVPC設計 Tweet VPCの構築はAWS を使って Web サービスを構築する上で避けて通れないものですが、デフォルトで作成済みの VPC はセキュアとは言い難いものです。 しかしながら、正しい VPC を構築するためにはネットワークに関する知識に加えて AWS 特有の事情も関わってくるため、Web アプリケーション開発者にとって容易なものではない場合が多いでしょう。 この記事では、私のおすすめする VPC の設定の紹介と、なぜそのような設定がよいのか、他の設定と比較します。 public と private サブネット public サブネットとは、インターネットにアクセス可能なサブネット、つまり、そのサブネットのルートテーブルに Internet Gateway が設定されているサブネットのことです。 一方で private サブネットとは、直接のインターネットアクセスのでき
前置き hakobera.hatenablog.com この記事を公開した当時はまだオープンにできなかったのですが、実はこの記事は2月25日にリリースされたスタディサプリ(受験サプリ)を Quipper のプラットフォームに載せ替えるという移行プロジェクトを前提として内容も含んでいました。 【公式】スタディサプリ|苦手克服・定期テスト対策~大学受験まで 無事にリリースできたので、このプロジェクトで変わったことや導入したソフトウェア、ツールについていくつかピックアップして書いていきたいと思います。 目次 メンバーが増えた Infra as Code Deis AWS ECS + Docker + Locust による負荷テスト nginx (HTTP/2, ngx_mruby) 分析基盤 技術的課題 メンバーが増えた 前回の記事を書いた時はインフラ関連のエンジニア(Quipper では En
AWSでは様々な便利なサービスが提供されています。中にはRDSやElasticCacheのように既存のミドルウェアに対するマネージドサービスを提供するものもあり、これらについては既存のミドルウェアを使って開発することができますが、AWS固有のサービスについてはアプリケーションを動作させるには実際にサービスに接続する必要があり、開発環境が制限されてしまいます。 もちろんソフトウェア側で抽象化しておき、DIなどの手法を用いてモックに差し替えるという方法も考えられますが、特にストレージとして利用するサービスなどの場合はインタラクションが必要になるのでモックでは再現しづらいですし、やはり実際に動作するサービスに接続して開発やテストを行うほうが効率的です。 そこで、AWSのサービスを擬似的にローカルで再現することのできるプロダクトを集めてみました。 S3 node.jsで動作するs3-proxyが使
Eureka EngineeringLearn about Eureka’s engineering efforts, product developments and more.
新規事業の立ち上げにAWSを選択する こういう状況はままあるでしょう。最安というわけではないけれど、将来どんな開発が必要になるか全く想像できない新規事業立ち上げフェーズにおいて、多種多様なPaaSを提供してくれるAWSはとても魅力的。 さて、いざ、EC2インスタンスを立ち上げてアプリケーションをデプロイするわけだが、みなさん、ちゃんとネットワーク設計していますか?まさかデフォルトVPCでサービス運営なんてしてないですよね? というわけでネットワーク設計をして、VPCを設定していくわけだが、何を作ればよいか決まっている事業フェーズならともかく、新規事業立ち上げフェーズでは「将来どんな機能が必要になるかわからない」という前提でネットワーク設計をしておかなければいけない。そこで、「例えばこんな設計はどうでしょう」という提案をしてみる。 IPレンジ設計 まずはVPCとサブネットを使ってIPレンジを
はじめに AWSではメール配信サービスとしてAmazon SESが提供されていますが、最近SESと比較してSendGridの名前を聞くことが多くなりました。そのSendGridで1日200通まで送信可能なフリートライアルが用意されていると知ったので、SendGridを体験してみました! アカウント登録 フリートライアルの登録はSendGridの日本公式サイトで、以下のリンクから各種情報を入力し行います。 情報を入力した後に送信ボタンを押すと、登録完了のメールが届いて、アカウントページにログイン出来るようになります。アカウント画面の左側に、SendGridのアカウント名と、SMTPサーバのホスト名が表示されています。 メールを送信してみる では簡単なスクリプトを使って、Amazon EC2上からメールを送信してみます。SendGridの接続ポートは587/tcpです。 #!/usr/bin/
※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。 PHP+MySQLのシステムでのデータベース管理といえばPHPMyAdminですが、MACではGUIでデータベース管理ができる「Sequel Pro」というソフトがとても使いやすいです。昨今ではWordPressでサイト構築する際、Amazon EC2とAmazon RDSを使う方も多いと思います。 そこでSequel Proを使用して、Amazon RDS上のMySQLに接続し、データベース管理を試してみたので設定方法をメモします。 Sequel Proのダウンロード・インストール Sequel Pro公式サイトよりディスクイメージをダウンロードし、インストールします。 Amazon RDS上のMySQLへの接続方法 前提条件 前提として、以下のような状態となっている必要があります。 EC2インスタンスが作成されており、Security
はじめに 【宣伝】ここらへんの情報が詳しく掲載されたownCloud本が出版されました! https://owncloud.jp/contacts/book 以前紹介したownCloudとAmazon S3の連携について、素晴らしい記事がありましたので、本人の同意を得て翻訳させて貰いました。 自分でコントロールできて無制限・安価・冗長化の高いストレージといったら、Amazon S3でしょう。 オープンソースのプロダクトであるownCloudは、Amazon S3と簡単に接続することができます。 ownCloudは、PCやモバイルデバイスでどこにいても、Web経由で自身のファイルにユニバーサルアクセスできます。 また、Web上での基本的な閲覧・編集や、デバイス間での連絡先、カレンダー、ブックマークを同期するプラットフォームを搭載しています。 そんな魅力的なownCloudをAWS Marke
私用で結構なファイルの受け渡しが必要になったので、せっかくなのでAWS使って受け渡そうと思って軽く作ってみました。 EC2単体ではOS分引いたらだいたい5G空きがあります。S3でも5Gの無料枠がありますので合わせると10GB分のファイルサーバーとして使えます。で、S3設定で自動拡張とかもできるのでお金払えるのであれば容量無限のFTPサーバーとして使うことができます。ちなみに料金は1T月3000円くらいですが、使った分だけ課金なので500Gだったら1500円くらいになります。 今回作った構成はシンプルすぎるこんな感じ。 なぜ、わざわざS3を直接公開しなかったというと ・Httpはめんどくさい ・Drop Boxとかもめんどくさい(これ以上アカウント作りたくないし) ・FTPが手馴れてて楽 ・S3単体じゃまともなログとれない ・勉強も兼ねてやってみよう ってな感じです。 あと、EC2のようなコ
いろいろなウェブサービスの画像データをAmazon S3に保存しているんだけど、 たまに共同作業も必要になる。 他のプロジェクトのデータも共存しているので、 特定のディレクトリだけにアクセスさせたいところ。 IAMで簡単そうだったけど、意外とハマるところもあった。 いろんなブログがあったけど、結局Amazonのブログがすごい分かりやすかった。 Writing IAM policies: Grant access to user-specific folders in an Amazon S3 bucket こんな感じでFTPみたいに使えたらデベロッパーじゃない人も分かりやすいよね。 構成は下のようになっていて、sharedだけを共同作業用に使いたい。 other-project1 / other-project2 / my-project はそれぞれS3のルートにあるBucket。 oth
はじめまして、新規事業推進部でフロントエンジニアをやっていますジョニーです。 ソニックムーブでは入社してすぐにあだ名をつける風習があり、鰯(いわし)さんに「ジョニー」と名付けられたのですが、なぜジョニーになったのかは未だによくわかっていません。 それと、肩書きはフロントエンドエンジニアなのですが今のところ入社してからバックエンドの仕事しかしたことが無いので肩書きも怪しいところがありますが、今回はバックエンドの仕事で学んだ事としてAWS Elastic Beanstalkで「php5.4」 「nginx」を使う方法を紹介したいと思います。 なお、今回の記事ではEC2を使ってsshでログインしたことがある人を対象に書いたので、ところどころ知っている前提で話を進めているところもあるのでご了承ください。 Elastic Beanstalkとは まずElastic Beanstalkとはどんなものか
日本時間 2014/11/27 の AM9時〜AM11時頃まで、全世界的に Amazon CloudFront に障害がありました。 CDNとして CloudFront を利用しつつ、障害時にはフェイルオーバーする方法をまとめました。 S3 CloudFrontのOriginがS3でない場合は、この項の設定は関係ありません。 CloudFrontのOriginとしてS3を使う場合、以下のようにします。 file.example.jp のような、使いたいドメイン名で S3バケット を作る Static Website Hosting を有効にしておく ドメイン名のバケットで Static Website Hosting が有効になっていないと、後述の Route53 の Alias Target に設定できません。 Health Check Route53 の Health Checks を
ownCloudとは PHPベースのオープンソースプロダクト Dropboxのようなオンラインストレージを自前の環境に構築可能 ブラウザの他、専用のWindows、Linux、Mac、Android、iPhone用クライアントから接続可能 アドオン機構があるため、独自アプリを実装することが可能 日本語フォーラムJapan ownCloud User Group (JOUG)あり 今回やること 前回の記事で紹介した環境からAmazonS3に接続する方法を紹介します。 構成は以下のイメージで、EC2からインターネットを介して接続しているところが惜しいです。S3へのゲートウェイとしてownCloudを利用するイメージです。 StrageGateway経由での接続方法等は別途掲載します。 1. AWSで事前にやること AmazonS3にてBucketを登録します。 アクセス証明書にて、"アクセスキ
概要 RDSを使っていて、mysqldump取りたいなら 無駄に常時バックアップ用slaveなんていらないのさっ! バックアップスナップショットが便利さっ! read replica作成時みたいにMaster DBに負荷かけたりしないのさっ! という話。 あるある 集計しやすい 別DBのデータもjoinできる 運用しやすい 本番DBに重いSQL投げたくない運用者 〃 投げててほしくない管理者 超最新データは無くてもいい 小〜中規模企業なら常套手段…ですよね? よくあるmysqldump サービスで使っているslaveからmysqldump MyISAM mysqldump取得中のlock サービスに影響を与えない取得方法はお金がかかる * LVMでsnap shotとってとかさ… * dump用のslave用意してとかさ… 一方、RDSは… 最初のうちはMASTER DB1つで運用し
2014年01月07日13:52 AWS Ruby RDSのデータをmysqldumpしてS3に保存する 弊社ではデータを AWS の RDS を使って管理しています。バックアップは自動で取ってくれるんですが、RDS では残せるバックアップのスナップショット数が決まっているのでもう少し過去のバックアップも取りたい。気軽にバックアップを S3 に保存することは出来ないものか。 追記:14:12 RDS のスナップショットを手動で取ったりすれば良いんですけど、アカウントが悪用されたりして全部消えちゃったら怖いなぁと。そういう背景もあって念のため S3 上にも置いておきたいなぁと思った次第です(*゚∀゚) 追記:14:17 バックアップのスナップショット数増やすことも可能みたいですね。 @sasata299 あとAmazonに申請すればRDSのスナップショットの上限値を増やせるらしいので参考にど
ガチのAWSド素人が年末に調べまくった、AWS関連のリンク集です。 まだまだ調査中なので随時追加する予定ですが、広深くてキリがないのと、年始一発目の目覚ましエントリということでいってしまいます! はじめた目的 多数のスタートアップにおいて、インフラ専門のエンジニアが付かなくても、小~中規模程度まではそのチームでインフラ面を完結できるようにしたい。 …ということで、今の時代に合わせて簡単・安価・拡張性・耐障害性…を満たす環境を考えるべく、ひたすら知識をかき集めることにしました。考えた構成などについては別途書きたいと思います。 また、遡って調べるほどに出来と進化速度に感心するとともに、情報消費期限がせいぜい2年だと感じ、ほぼ2年以内の情報をもってこのような臭ぇタイトルにしています。 目次 ドキュメント アーキテクチャ クラウド全般比較 クラウド性能比較 費用/スペック ネットワーク 基本インス
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く