台風21号が直撃した近畿を中心に、東海などでも昼過ぎから夕方にかけて停電が発生しています。この停電の状況をウェザーニュース独自のデータでマッピングするとともに、観測データと分析をしたところ「30m/s」という数字が浮かび上がってきました。
次世代に引き継ぐ大震災の教訓 東日本大震災から1年。首都直下型地震をはじめ次なる巨大地震の可能性も示唆され、国民に不安が広がるなか、我々現役世代は何を為すべきか。それは東日本大震災から得た教訓を、次世代へと確実に引き継ぎ、活かすことではないだろうか。そしてその役割はこの1年間、着実に果たされてきたと言えるのか。各分野の専門家へのインタビューと現地取材を交えたレポートで検証する。 バックナンバー一覧 大震災では、被災地に店舗を持つ企業の災害対応力も問われた。特に、生活のインフラ機能を担う事業者は1年前のあの日、どのように動いたのか。各社の被災状況と復旧方法を改めて振り返るとともに、今後来るべき首都圏など他地域での災害への備えを考える。 食糧や生活必需品を提供する 小売り業の真価が問われた震災 津波は、日常の買い物の場をも飲み込んだ。店舗には一階からクルマや家屋の破片が突っ込み、天井までヘドロ
「津波で逃げた人がケータイを取りに戻ったというのは、何人も聞きます。それほどケータイは大事なんです」石巻赤十字病院 阿部 雅昭氏(中編) 2012.03.21 電気と水道は本震から数日で復旧した。少し遅れたが2週間以内にはガスも使えるようになった。なのに通信事業者は何も言ってこないから、こちらからつてを頼って移動基地局を手配してもらうしかなかった──「ケータイは文字通り『命の電話』なのに、通信事業者は全く分かっていない」と、石巻赤十字病院の阿部氏は怒りをあらわにする。(聞き手:クロサカタツヤ インタビュー実施日:2011年10月28日) (前編はこちら) ▼石巻赤十字病院 企画調整課 課長 阿部雅昭氏 病院を大事な施設だと認識してくれない通信事業者 阿部:通信に話を戻しますと、NTT東日本はユーザーの状況を調査に来ました。ところが、誰が来たかというと、地元の新聞社に委託して、そこの記者が
電気自動車(EV)にコネクテッド(つながる)、自動運転――。新技術を搭載するクルマが続々と登場しているが、大ヒットを記録しているものは少ない。どうすれば普及期に突入できるのか。 「…続き エコカーに「無関心の壁」 米自動車市場の現実 [有料会員限定] EV時代はまだ来ない 現実解は「マイルドHV」
東日本大震災ではさまざまなインフラが甚大な被害を受けた。その1つが携帯電話基地局だ。外部電源が断たれても動き続ける基地局を作るにはどうすればよいのだろうか。太陽光発電システムと二次電池を組み合わせる手法だろう。燃料の入手が難しかったり、コスト面で折り合いが付きにくい発展途上国向けのソリューションとしても優れている。 東日本大震災ではさまざまなインフラが甚大な被害を受けた。その1つが携帯電話基地局だ*1)。緊急時には安否確認、情報収集など、携帯電話機を利用できるか否かが生死を分けることもある。被災の状態はさまざまだが、その1つが停電だ。 *1)例えば、イー・アクセスの携帯電話基地局は、震災直後に878カ所で被災している(イー・アクセス 2011年3月期 決算説明資料)。 停電に対応するには非常用電源があればよい。なるべくメンテナンスが必要ない電源が望ましく、いざというときに人手を頼らず動作す
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