全体主義体制下の北朝鮮は、世界で最も閉ざされた国の一つに数えられる。しかし人道支援を行うスイスは、北朝鮮国内の広範囲での活動が許可されている。(SRF/swissinfo.ch)
Who are the two million foreigners living in Switzerland?
ゴッタルトベーストンネルの経路 ゴッタルドベーストンネルとツィンメルベルクベーストンネル (黄:主要なトンネル、赤:既存の路線、数字:完成年) アルプトランジット計画概要。中央右側の黄線が本トンネル ゴッタルドベーストンネル(英: Gotthard Base Tunnel)あるいはゴッタルド基底トンネル(ゴッタルドきていトンネル)は、アルプトランジット計画に基づいてスイスのアルプス山脈・ゴッタルド峠付近に建設された鉄道トンネル。2本の単線トンネルで構成され、ウーリ州エルストフェルトとティチーノ州ボディオを結ぶ。全長は57 km、縦坑や関連する連絡路を含めた総延長は153.5 kmに上る。 ゴッタルド鉄道トンネル(1881年完成)やゴッタルド道路トンネル(1980年完成)より深い地下に建設され、2016年6月1日に開通して[2]、青函トンネルを抜いて世界最長の鉄道トンネルとなった[1]。なお
スイスの時計メーカーはこの10年で劇的な躍進を遂げてきた。スイス製時計の対中輸出額は2000年では1680万フラン(約19億4千万円)だったが、2012年にはその100倍の16億フランに増加した。 スイス大手銀行クレディ・スイスが出した2013年のスイス時計産業に関する報告書によると、その成功の約7割はアジア市場での売上げによるところが大きいという。今日、スイス製時計の主な輸出先は香港が1位、中国が4位。世界中に流通する時計の約半数を中国人が購入すると推算されている。 だが、順調だった売上げに2012年末歯止めがかかる。昨年のスイス製時計の対中輸出額は12.5%減の14億4千万フランだった。スイス時計協会(FH)のジャン・ダニエル・パシュ会長はその理由の一つに、混乱の広がる中国経済を挙げる。「2000年代半ばに12%を記録した中国の年間成長率は、2013年には7.5%に落ち込んだ。それでも
「ほとんどの場合、墜落現場に真っ先に駆けつけたのは子どもたちだった」とダニ・エゲーさんは語る。「男の子も女の子もみな、機体に駆け寄った。誰もこれほど大きな飛行機を見たことがなかったから」 戦後生まれのエゲーさんは51歳だ。当然当時の爆撃機落下事故を見てはいない。エゲーさんが、初めて出会ったプロペラ付き爆撃機は「ボーイングB-17」。「フライングフォートレス(空飛ぶ要塞)」の名を持つ翼幅32メートルのこの爆撃機は、1960年代にザンクト・ガレン駅に展示されていた。 「母に連れられて弟と電車でザンクト・ガレンへ行くたびに、その大きな機体を眺めていた。それから25年近く経ってこの爆撃機を思い出し、いろいろ調べるうちに、この爆撃機の物語に出会った」 マーケティング会社で働くエゲーさんは、8年ほど前に軍事史の熱心な愛好家ヴェルネー・シュミッターさんとともに、インターネットサイト「warbird.ch
今から約20年前、平和団体や左派政党は、新しい戦闘機購入の阻止に失敗。今回は、連邦議会が可決したスウェーデン製の戦闘機「グリペン」22機の新たな購入を阻止しようと国民投票へと持ち込んだ。一方、購入賛成派は「グリペンはロールスロイスのような高級車ではなく、信頼のおける乗用車」という。 5月18日に行われる予定の国民投票では、スイスが31億フラン(約3590億円)掛けてスウェーデンのサーブ社(Saab)の戦闘機「JAS39グリペン」22機を購入するか否かが問われる。長年活躍した現在の戦闘機「F-5タイガー」に代わり、最新型のグリペンを投入して2050年まで空域の安全確保を目的とする。 10年にわたる評価期間や、スイス空軍の戦闘機一部買い換えに関する政治的な論争も、この国民投票で終結する。 昨年の9月、左派政党の反対もむなしく、連邦議会の上下両院で戦闘機の購入が承認された。これを受け、社会民主党
外国人労働者数の制限を求めた「大量移民反対イニシアチブ」が、9日の国民投票で僅差で可決された。ヨーロッパからの外国人労働者に経済を支えられているスイスは、欧州連合(EU)との関係を見直し、新たな外交政策を模索せざるを得なくなった。なお、鉄道インフラに関する連邦決議「FABI法案」は可決、「人工妊娠中絶費用の個人負担イニシアチブ」は否決された。 最後まで揺れた「大量移民反対イニシアチブ」 「大量移民反対イニシアチブ」は、スイスにやって来る移民の数に制限を設けることを求めた国民発議。提案したのは、右派の国民党だ。投票日の数週間前から、賛成派と反対派は新聞や駅構内に広告を連日掲載・掲示し、激論を繰り広げていた。 スイスはEUとの間で1999年、働く場所と居住地の自由化を定めた「第1次2者間協定」を結んだ。これにより、EU出身の外国人のうち、スイスにある企業と有効な雇用契約を結んだ人、自営業者、生
「テンドール・ギャルズール養育慈善事業を始めたときは、経済的な問題が大きかった」。ギャルズールさんはチベット人とスイス人のあいだに生れた男性と結婚した後、ドイツからスイスに来た。今はスイスとチベットの間を行ったり来たり。目下母国で起こっていることに敏感になっている。 「経済的な状況は改善され、食料品、医療品等の不足は少なくなった。問題は物理的なものから、心理的なものへと変わりつつある」 チベットの経済が急激に成長するにつれて、精神的な悩みやアルコール中毒などの悪習が増えた。両親が子どもの世話をすることができない場合、親戚が面倒をみるのが普通だったのが、今では家族がばらばらになり、子どもたちが放置状態になるケースが多くなった。 ラサのテンドール・ギャルズールの児童養護施設 Children’s Charity Tendol Gyalzur 激変 コロンビア大学現代チベット研究学部のロビー・ベ
画像 1 画像 2 画像 3 画像 4 画像 5 画像 6 画像 7 画像 8 画像 9 画像 10 画像 11 画像 12 オーストリアに200年続く武具の製作工房「シュミットベルガ(Schmidberger)」がある。ここに、バチカンは80種類の武具を注文している。スイス人傭兵を防護するためのものだ。
スイスの小売店の営業時間は、ヨーロッパ諸国の中でも消費者に特に親切だとは言い難いものだ。9月の国民投票では、ガソリンスタンドの売店の24時間営業についても有権者の意見が問われる。ここで自由化に向けての小さな一歩が踏み出されるのだろうか。 現行の法律によると、スイスの小売店は月曜日から土曜日の朝6時から夜11時まで営業することができる。しかし、各地方で例外も多く見られる。 その一つが24時間営業するガソリンスタンドだ。ガソリンスタンドはカフェと売店を備え、売店は年中無休、早朝5時から夜中の1時まで普通に買い物ができる。 しかし、深夜1時から朝5時までの間は販売してよい商品が制限されており、店の棚や冷凍食品の陳列棚の一部をカバーで隠さなくてはならない。 このようなガソリンスダンドはスイス全土に1330店以上ある。だが、実際にこの営業時間で営業しているのは、わずか24店のみ。高速道路や交通量の多
シュティエルヴァ村のごみ捨て場の2カ国語表記の案内で、先にくるのはロマンシュ語。人口の3分の2がスルミラン方言を母語としている。 Keystone 「伝統の言葉、ロマンシュ語を守るため立ち上がれ!」。これは19世紀のスローガンだ。ロマンシュ語は今も存在しているが、話されている地域に外から人が流入することで話者数が減っている。言葉を守る戦いは今も続いている。 「ロマンシュ語圏には、他の言語の話者を十分に取り込むだけの力がない。これは残念ながら今に始まったことではなく、今後もこの状況は続くだろう」と、政府の最新の報告書には書かれている。 2000年の国勢調査に基づいたスイスの言語状況分析で、連邦統計局は際立った対比を指摘している。ドイツ語、フランス語、イタリア語の各言語圏に新しく入ってきた人々がその土地の言葉を学ぶことにより、これらの言葉の話者が増えているのに対し、ロマンシュ語話者数は、スイス
60周年を記念して、スイス軍のアンドレ・ブラットマン総裁は今週、板門店(パンムンジョム)を訪問した。ここでは1953年から、スイス軍が南北朝鮮の間の国境線を監視している。この年、休戦協定が結ばれ、朝鮮戦争が終わった。だが、平和条約は現在も結ばれないままだ。 スイス政府は1953年7月7日、非武装のスイス兵を派遣すると決定した。兵士たちは中立国監視委員会(NNSC)の枠内で活動し、休戦協定の順守を監視する任務を負った。 アジアでのこの任務は、外国におけるスイス軍の活動で最も長いものとなる。そして、国際舞台に出て平和のために貢献するスイス軍の活動もここから始まった。 おすすめの記事 1人の男と、その北朝鮮ミッション このコンテンツが公開されたのは、 2013/07/25 これらの兵士は、1953年に南北朝鮮の間で結ばれた休戦協定を通じて設置された二つの委員会に属した。 スイスは、スウェーデン、
冷戦終了後、ヨーロッパでは国民皆兵を廃止し、志願兵による軍を作る国が増えた。北大西洋条約機構(NATO)加盟国28カ国のうち、現在志願兵からなる軍隊を持つ国、あるいはその導入を予定している国は20カ国に及ぶ。 これらの国では費用がかさみ、新兵の徴募でも苦労しているにもかかわらず、国民皆兵再導入を求める声は現在までほとんど聞かれない。 非武装化を目標に GSoA/GSsAの創立は1982年。目的は軍隊の廃止。軍隊の廃止を求めるイニシアチブが初めて国民投票に持ち込まれたのは1989年のことだった。当時は、36%近い有権者が軍の廃止に賛成した。内閣にとってショックな結果となった。 緑の党と社会民主党は今回のイニシアチブを支持しており、軍隊の廃止も党綱領に載せている。そのため、中道派政党や軍隊の関連団体などの反対派は、このイシニアチブを軍隊廃止に向けた一歩だと警告する。 「平和組織にしてみれば、毎
1897年、アイルランドの作家ブラム・ストーカーが伝奇小説『ドラキュラ』を出版。複数の言語に翻訳された。演劇として上演されたことも人気を博した理由の一つ。 1922年、ドイツ人映画監督フリードリヒ・ムルナウが『ノスフェラトゥ(Nosferatu)』という題名で初の無声映画を製作。1931年にはベラ・ルゴシがアメリカ版を製作。 ドラキュラや吸血鬼の映画はおそらく3千本以上作られているとハイコ・ハウマン教授は推測する。 swissinfo.ch : 串刺しの刑など、残忍な刑罰は当時の東欧で普通に行われていました。それでも作家ストーカーが目をつけるほどドラキュラが目立ったのはなぜでしょう。 ハウマン : 文献はないが、串刺しの刑はオスマン帝国時代、西洋全土、ひいては法王にいたるまで普通に行っていたと言ってよいだろう。串刺しの刑について全く触れていない記録もあるし、それを十分に裏付け、ドラキュラの
グアンタナモ米軍基地の収容所に8年間も不法に拘禁されていた3人の収容者が2010年、スイスに受け入れられた。同じようにスイスへの移送を希望したが、当局に拒否された収容者がほかに3人いた。この計6人の「その後」を追った。 現在、米国のオバマ大統領が発表した「約束」により、グアンタナモ収容所は閉鎖され収容者の本国への送還、または第三国への移送の動きが再び高まっている。そのため、まだ拘禁中の166人への注目が集まっている。 しかし一方で、グアンタナモから以前に出所した人たちは今どうしているのだろうか?特にスイスへの移送を希望し認可されなかった3人は、どこにいるのだろうか? 話は2008年にさかのぼる。国際人権NGOアムネスティ・インターナショナル(AI)の支援により、この3人はスイスへの移送を希望した。だが、難民申請はスイス連邦司法警察省移民局により却下され、その後3人は連邦行政裁判所に上訴した
6月9日、スイス全国で今年2回目の国民投票が行われた。今回の法案は、難民法の強化と、国民が連邦閣僚を選出する制度の導入の二つだ。結果は予想通り。難民法改正は賛成約80%で可決、連邦閣僚の直接選挙は反対75%以上で否決された。 国民が政府や議会の勧めに従い、難民法を厳しくしたのはこれで5回目。ドイツ語圏では80%以上、フランス語圏でも60から70%という高い支持率だった。州レベルでも、すべての州が可決するという結果になった。投票率は40%弱。 「アラブの春」からスイスへ スイスの難民認定手続きは、欧州連合(EU)のそれに比べて時間がかかる。「アラブの春」以降、難民申請者の数も増えた。そこで連邦議会は2012年、難民法を強化する目的で同法の改正を実施。同法はすでに施行されているが、左派の一部と労働組合、人権団体らがレファレンダムを決行した。 「スイスの人道主義の伝統が危ぶまれる」と問題になった
大気汚染のピーク時に呼吸器系疾患で入院する人の数が、北京で急増している。 特に大病院の小児救急科に駆け込む人の半数が、呼吸器系疾患といわれる。 「中国日報」に掲載された2011年の記事によれば、過去10年で肺がんにかかる人の数が6割増加。一方、喫煙者の数は一定している。 北京の大気汚染の原因は、工場や暖房に使用される石炭と、毎年増加する車の排気ガスによる。(AFP通信) スイスの空気洗浄機 中国政府は、「2030年に北京は大気汚染から解放される」と表明した。「2030年では遅すぎる!」と批判するのは、グリーンピース・北京のツー・ロンさんだ。そもそも世界の石炭消費の半分が中国でなのだと指摘する。 そこで注目を集めているのが、スイスのクリーンテック(環境ビジネス)のアイキューエアー(IQAir)社だ。ザンクト・ガレン州に本社を置く、業務用の空気洗浄機を生産する同社の名前が中国のインターネット上
Switzerland and Britain are now at currency war (スイスvs英国の通貨戦争!絶賛交戦中) By Ambrose Evans-Pritchard Economics Telegraph Blog: Last updated: January 3rd, 2013It seems you can't debase your coinage these days even if you try. 最近では、やろうとしても、通貨安を実現するのは不可能のようですね。 The Bank of England is straining every sinew to drive down sterling with quantitative easing, and what happens? イングランド銀行は量的緩和の全力投球でポンド安を誘導しようとしていま
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