調布陥没から4年、地盤補修「想定の2年で終わらず」 東日本高速・由木社長「掘削再開のめど立っていない」 東日本高速道路の由木(ゆき)文彦社長は30日の定例記者会見で、東京都調布市の東京外郭環状道路(外環道)の大深度地下トンネル工事で発生した陥没などに伴う地盤補修について「想定していた2年では終わらない」との見解を示した。同社はこれまで、2022年12月の着工から2年程度で終えるとしていた。
外環事業シールドトンネル工事の状況等をお知らせするオープンハウスが開催されます。また、事業者との意見交換の場も開催されます。 今後の開催予定 外環事業シールドトンネル工事の状況等をお知らせするオープンハウス概要 日時 令和7年1月17日(金曜日)午後6時から8時まで 令和6年1月18日(土曜日)午前10時から正午まで、午後2時から4時まで 場所 三鷹市北野3丁目常設会場 対象者 調布市民ほか その他 事前申し込みは必要ありません。 駐車場はありませんので、車での来場はご遠慮ください。 詳細はお知らせチラシをご覧ください。東京外環プロジェクトホームページ(外部リンク)にも掲載されています。 意見交換の場の概要 日時 令和7年1月17日(金曜日)午後7時から午後8時まで 場所 三鷹市北野地区公会堂 申し込み 事前登録制です。 参加希望の方は、氏名・住所・電話番号・希望会場・参加人数を記入の上、
東日本高速道路会社が東京都調布市で進めている東京外かく環状道路(外環道)関連の地盤補修工事で、施工者が現場周辺の住民に関する情報を収集・共有していたことに対し、「住民の監視・盗撮ではないか」といった声が上がっている。国会で指摘を受けた東日本高速は2024年3月26日、監視などが目的ではないと釈明した。 地盤補修工事の施工者は、鹿島・前田建設工業・三井住友建設・鉄建建設・西武建設JVだ。現場周辺では同JVが大深度地下で進めていた外環道のトンネル工事の影響で、20年10月に道路陥没事故が発生。これを受けて23年8月、事故現場とその周辺の地盤補修工事に着手した。 現場は密度の高い住宅街で、東日本高速が工事のために移転を求める住民は約30世帯、補償する住民は約1000世帯に上る。一部の住民は陥没地点を含む外環道トンネル工事について、国と都による認可の取り消しを求める訴訟を継続している。外環道関連の
今月はじめ、東京 調布市の住宅街を流れる川の水面に気泡が発生しているのが確認され、現場付近で地下のトンネル事故で緩んだ地盤の補修工事を行っていた高速道路会社は作業を一時中止して、水質などの調査を行うことにしています。 東日本高速道路によりますと今月2日、調布市東つつじケ丘を流れる入間川で水面の1箇所から気泡が発生しているのが確認されました。 現場近くでは東日本高速道路が地下深くで行っていた「東京外かく環状道路」のトンネル掘削工事で緩んだ地盤の補修工事が行われていて、作業の終了後には気泡の発生は止まったということです。 東日本高速道路はことし8月から入間川のすぐ近くの住宅街でセメントと水を混ぜた液体を地中に高圧で噴射して土を固め、強度を元に戻す工事を進めています。 気泡の発生を受けて東日本高速道路は補修工事を一時中止し、川の水質検査を行うなど影響がないか調べることにしています。
平素より、東京外かく環状道路事業(外環事業)にご理解とご協力いただきありがとうございます。 令和2年10月に調布市内で発生した外環事業の工事における地表面陥没・空洞事故により、住民の皆様に多大なご迷惑とご不安を与えてしまい、心よりお詫び申し上げます。 この度、中央JCT南側ランプシールドトンネル工事箇所周辺にお住まいの方を対象に、パネル等を用いて個別にご説明させていただくオープンハウスを開催いたします。今回のオープンハウスでは、第26回「東京外環トンネル施工等検討委員会」 (令和4年12月1日)において確認された中央JCT南側ランプシールドトンネル工事の「再発防止対策及び地域の安全・安心を高める取り組み」や「事業用地内の掘進」などについてご説明させていただきました。 また、参加をご希望される住民の皆様と事業者による意見交換の場も併せて設けさせていただきました。 開催案内 オープンハウス開催
外環道の地下トンネル工事を原因とした陥没事故。3年が経ち、地盤の補修工事は始まっていますが、街の姿は大きく変貌をしていて、住民からは街の未来を憂う声が聞こえてきました。 記者:「3年前に道路が陥没した現場です。周辺の住宅は白い囲いで覆われ、家屋の解体工事が進んでいます」 10月18日午前、調布市の住宅街を訪れると、道路が陥没した付近で地盤の補修工事とともに家屋の解体作業が進んでいました。 2020年10月18日、調布市の住宅街で道が陥没しているのが発見されました。原因は東日本高速道路などによる外環道の地下トンネルの工事とみられていて、陥没した区間での工事は現在でも中断されています。 それから3年。陥没した道路がある住宅街では、8月から地盤の補修工事が始まりました。この工事は計画では、トンネルの真上の幅16メートル、長さ220メートルの範囲に、セメントと水の混合液を入れていく予定で、完了まで
東京・狛江市が管理する道路で見つかった陥没を、東日本高速道路が市に無断で補修し注意を受けていたことがわかりました。 地下では3年前に「東京外かく環状道路」の掘削工事が行われ、東日本高速道路は陥没との関連性は低いとしたうえで、安全を第1に考えて補修したと説明しています。 東日本高速道路によりますと、ことし8月から今月にかけて、東京・調布市入間町でサイクリング道路が複数陥没しているのを、巡回中の担当者が見つけました。 直径は5センチから10センチ、深さはいずれも20センチほどだということです。 この道路は隣接する狛江市が管理していますが、東日本高速道路は陥没した箇所を市に連絡しないまま補修していたことを明らかにしました。 この地下では3年前に「東京外かく環状道路」のトンネル掘削工事が行われ、周辺に異常がないか巡回も続けられていましたが、専門家の意見も踏まえ今回の陥没と掘削工事との関連性は低いと
東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事で起きた東京都調布市の陥没事故について、東日本高速道路の由木文彦社長は26日の定例記者会見で、現場周辺の地盤補修工事を8月2日にも始める方針を明らかにした。 トンネルルート上の幅16メートル、長さ220メートルのエリアにセメント系固化材を円柱状に深さ約40メートルまで流し込む。工事期間は約2年。由木社長は「地域の不安な気持ちを解消できるよう、責任を持って実施する」と述べた。また、ルート周辺住民らが同社や国などを相手にトンネル工事の全面差し止めを求めた仮処分申し立てで、陥没発生区間のみの差し止めを命じる決定が今月7日付で確定したことについては「コメントを差し控える」とした。 一方、住民側も26日に都内で記者会見し「セメントを高圧で流す配管が歩道近くなどを通る」ことなど、補修工事への不安を訴えた。住民らは国などを相手にトンネル工事の認可取り消しを求める訴
東日本高速道路が開いた地元説明会後、記者会見する「外環被害住民連絡会・調布」のメンバーら=東京都調布市で 東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事による陥没事故への対応として、事業者の東日本高速道路(NEXCO東日本)は、新たにトンネルルートの隣接地でも、詳細な地盤の調査を行うことを決めた。 7月から東京都調布市の住宅街で行うトンネルルート上の地盤補修工事にあわせ、隣接地でも地盤の緩みや空洞がないかどうかを調べる。16、17日、地盤補修工事の住民説明会で計画を明らかにした。これまで、住民から詳細な調査を求める声にNEXCO東は「トンネル直上以外に地盤の緩みはない」と主張、地盤工学やトンネル工学の専門家らから批判を招いていた。 補修工事は幅16メートル、長さ220メートルのエリアに、セメント系固化材を円柱状に高圧噴射で深さ約40メートルまで流し込む。期間は約2年。これにあわせ、隣接地に向けて
平素より、東京外かく環状道路事業(外環事業)にご理解とご協力いただきありがとうございます。 令和2年10月に発生した、東京外かく環状道路(関越~東名)の工事における地表面陥没・空洞事故、またトンネル工事中の振動・騒音により、住民の皆様方に多大なご迷惑とご不安な思いをおかけしてしまい心よりお詫び申し上げます。 この度、地盤補修工事箇所の周辺にお住いの方を対象に、令和4年9月11日、12日に開催したオープンハウス及び意見交換の場でいただいたご意見を踏まえた地盤補修工事の全体計画等についてパネルを用いて個別にご説明させていただくオープンハウスを開催しました。また、オープンハウスとは別にオープンハウスの対象の皆様・調布市・事業者による本計画の内容を含めた意見交換の場を設けさせていただきました。 あわせて、調布市にお住いの方を対象に、陥没・空洞箇所の現在の状況や、陥没箇所周辺で実施する地盤補修工事の
東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事の影響によって東京都調布市の住宅街で陥没が発生してから18日で丸2年を迎えるのを前に、被害者住民らでつくる「外環被害住民連絡会・調布」が16日、市内で集会を開いた。連絡会は声明文で、トンネルルート直上以外の地盤の緩みや家の傾きを認めない事業者の東日本高速道路を「工事の影響を過小評価している」と批判した。 集会にはオンライン参加を含め約100人が参加。河村晴子さん、菊地春代さんの2人の共同代表が2年を振り返り、目前に迫る地盤補修工事への声明文を発表した。11月にも着手される見通しの家屋解体には「住民の納得と合意がなければ、工事はできないという当たり前のルールを順守してください」と訴えた。 講演した稲積真哉芝浦工業大教授(地盤工学)は、東日本高速がルート上の地盤補修工事で採用する計画の「高圧噴射攪拌(かくはん)工法」は「(地下に)巨大なダムを造るのと同じ
令和4年9月13日 東日本高速道路株式会社 関東支社 東京外環工事事務所 国土交通省 関東地方整備局 東京外かく環状国道事務所 中日本高速道路株式会社 東京支社 東京工事事務所 平素より、東京外かく環状道路事業(外環事業)にご理解とご協力いただきありがとうございます。 令和2年10月に発生した、東京外かく環状道路(関越~東名)の工事における地表面陥没・空洞事故、またトンネル工事中の振動・騒音により、住民の皆様方に多大なご迷惑とご不安な思いをおかけしてしまい心よりお詫び申し上げます。 この度、地盤補修工事箇所の周辺にお住いの方を対象に、地盤補修工事の全体計画の検討状況等をパネルを用いて個別にご説明させていただくオープンハウスを開催しました。また、オープンハウスとは別に住民の皆様・調布市・事業者による本計画の内容を含めた意見交換の場を設けさせていただきました。 開催概要
東京外郭環状道路(外環道)工事を巡り、東京都調布市の職員が昨年10月に陥没事故周辺に住む市民ら13人と面談した際、市民の了解なしに録音し、文字起こしした内容を東日本高速道路など事業者側へ提供した「面談メモ」の一端が明らかになった。13人のうちの1人の50代女性が、自らの情報を請求する「自己情報開示請求」で市から文書を入手した。女性は「私のしゃべったこと全てだ」と市の対応を批判している。 女性は、2020年10月に外環道のトンネル工事ルート上で陥没事故が発生する約10カ月前にルートから約10メートル離れた新築物件に引っ越した。入手した面談メモには、自宅の建物や基礎に十数本のひびが入ったり、振動や騒音による健康被害を受けたりしたことを克明に語った内容が一字一句漏らさず記されていた。 女性は取材に「面談時の一人一人の発言をそのまま事業者側へ流されるとは思ってもみなかった。自分の人格までもにおわせ
東京外郭環状道路(外環道)工事を巡り、東京都調布市の職員が東日本高速道路など事業者側に市民の個人情報の漏えいを繰り返していた問題で、市による住民団体への初の説明会が29日、市内で開かれた。市側は、外環道の陥没現場周辺に住む市民ら13人と昨年10月に面談した際に了解なく録音し、内容を文字起こしして「面談メモ」として事業者側に提供していたと明らかにした。 面談メモは、市個人情報保護審査会が15日に公表した意見書で指摘した、個人情報部分を黒塗りせずに事業者側へ提供した26件の不適切事例のうちの1つという。説明会で代田敏彦都市整備部参事は「テープ起こしした形の記録を作っている。言った言わないにならないよう(事業者に)正確に伝えるため」と釈明した。市民らは「犯罪だ」「市民への裏切り行為」と反発した。
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