A section of the Yarlung Tsangpo River Photographer: China News Service/Getty Images 中国は、インドとの係争中の国境付近に巨大ダムを建設する計画だ。中国にはすでに世界最大級の「三峡ダム」があるが、その3倍の電力を生む水力発電所になる可能性があるという。 中国英字紙チャイナ・デーリーによれば、中国政府はチベット自治区のヤルツァンポ川下流域における「水力発電プロジェクト」の建設を承認した。同紙はウェブサイトで報じたが、詳細には触れていない。 これまでの報道によると、このダムには1兆元(約22兆円)の投資が必要になる見込み。史上最大級のインフラ事業となり、経済の立て直しを目指す中国政府の取り組みに寄与するとみられている。 ヤルツァンポ川はインドのアルナチャルプラデシュ州を通り、インドの主要河川に流れ込んでいる。そ