中国でモバイルインターネット普及以降に多数見かけるようになったデリバリーや配車サービス。デリバリーでは黄色いスタジャンの「美団(Meituan)」や青の「eleme」が、配車サービスでは「滴滴(Didi)」ほか様々な企業が参入し、生活を便利にしただけでなく、多くの人に雇用の機会を生み、働けば働くだけ高収入が得られた。しかし夢のような環境はゼロコロナが終わり、これから稼ぎ時というときにドライバーが食えない状態になりつつある。中国各地で働くドライバーの声を聞いたところ、似たような傾向がみられた。日本や世界でフードデリバリーや配車サービスがある。中国と同じ道をたどるのかたどらないのか。 新型コロナ、出かけずに宅配を頼む人が急増 フードデリバリーのスタッフが買い物の代行も 補助金もあって稼げるサービス黎明期 北京の滴滴運営A氏「2015年頃は配車業界全体が利用者を増やそうと躍起になってたボーナス時