4月16日、内部対立が取り沙汰されているホワイトハウスで、国家経済会議(NEC)のゲーリー・コーン委員長(写真)の存在感が増している。ワシントンで11日撮影(2017年 ロイター/Joshua Roberts) [ワシントン/ボストン 16日 ロイター] - 内部対立が取り沙汰されているホワイトハウスで、国家経済会議(NEC)のゲーリー・コーン委員長(56)の存在感が増している。 米金融大手ゴールドマン・サックスの経営者だったコーン氏をトランプ大統領は「私の天才の1人」と呼んでいる(周辺筋)という。大統領側近の一翼を占める極右派の上級スタッフを尻目に、より穏健で企業寄りの経済政策を推進に辣腕をふるい、ホワイトハウスの上級スタッフの最有力者の一角に浮上してきた。