中国首相として7年ぶりに日本を訪れた李克強首相が5月9日、安倍晋三首相、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領との日中韓首脳会談に臨んだ。 会談の隠れたテーマは、米朝首脳会談後の朝鮮半島問題における日本の役割だった。会談に陪席した王毅・中国外相が、習近平国家主席と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の電撃首脳会談が開かれた遼寧省大連から直接、日本入りしたことや、日中韓首脳会談の直後にトランプ米大統領が「米朝首脳会談を6月12日にシンガポールで開く」と明らかにしたことなどからそれがうかがえる。 この記事は有料記事です。 残り1336文字(全文1586文字)
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