岡崎京子「ヘルタースケルター」が実写映画化されることが明らかになった。沢尻エリカが主役を演じ、安野モヨコ「さくらん」の映画化も手がけた蜷川実花が監督を務める。7月14日より全国ロードショー。 「ヘルタースケルター」は全身整形を施して芸能界のトップスターになったりりこの転落を軸に、人間の欲望やたくましさを描く物語。蜷川は沢尻をキャスティングした理由として「女性の持つ驚く程のか弱さと、図々しいほどのたくましさを持つこの主人公を演じられるのは、歓声と罵声をあび続けた沢尻エリカ以外、今のこの東京では考えられません」とコメント。沢尻は「『この作品はきっと私にあう』と周囲が言うほど演りがいのある役なので、実花ワールドにどう染めてもらえるか、今から楽しみです」と意気込んだ。 配役はそれぞれ、主人公・りりこを沢尻が演じるほか、検事・麻田誠を大森南朋、りりこのマネージャー・羽田美知子を寺島しのぶ、みちこの彼