【赤田康和】紙の本を裁断・スキャンして電子書籍化する「自炊」の代行業者でつくる業界団体と、日本文芸家協会などでつくる権利者団体は14日、作家らの権利を守りながら自炊代行ビジネスを進めていくための基本ルールについて協議をし、合意した、と発表した。 自炊代行業者は、電子化したファイルが私的利用を超えて外部に流出しないようにするほか、電子化後は紙の書籍を溶解処分するという。こうしたルールを守るための第三者による監視組織も設けるという。 関連リンク「自炊」代行に業界ルール データ流出防止を義務付け(5/15)(記者有論)電子書籍 図書館からブーム起こせ 赤田康和(5/25)「自炊」業者から著作権料の徴収を検討 文芸家協会など(3/27)「自炊」代行訴訟、2業者が争う姿勢(1/22)最新トップニュース
弁護士(日本・ニューヨーク州)骨董通り法律事務所代表パートナー 日本大学芸術学部客員教授 1965年生まれ。神奈川県出身。東京大学、コロンビア大学ロースクール卒。著作権法を専門とし、出版、音楽、映像、舞台芸術ほかのクリエイター及びエンタテインメント関連企業の顧問先多数。著書に『著作権の世紀 ――変わる「情報の独占制度」』(集英社新書)などがある。「自炊」について多くのメディアでコメントし、ニコニコ生放送『ネットの羅針盤』『「自炊」と電子書籍』にも出演。Twitterでも「@fukuikensaku」で発信中 骨董通り法律事務所Webサイト 法律とユーザーの感覚の乖離 ―― スキャンしたデータのコピーを有償・無償で譲ったり、インターネットで公開したりすると、著作権の侵害になる、ということは、一般にもよく理解されるようになりました。 ところが、自分のお金で買った本を、あくまで自分用としてデータ
スキャン代行業者に対して作家7人が連名で起こした提訴が物議を醸しています。ネット上の反応はこの作家に対する批判が大勢を占めているのですが、私はこの見方には懐疑的です。特に「本が破壊されている」事を問題にするのはただの感情論で筋が悪いという意見に対して、なぜ「本が破壊されること」が問題なのか、というのを主に法的な観点から考えてみたいと思います。 スキャン代行業者提訴で作家7名はかく語りき - ITmedia eBook USER この問題を読み解く上でまず考えなければならないのが、スキャン代行業者が行なっている業務というのは実態としてどういうものなのか?ということです。業者によって多少の違いはありますが、多くは「依頼者から書籍を受け取る→裁断・スキャンして電子書籍を作成する→本の書籍を破棄して電子書籍を依頼者に渡す」というフローを取っています。 これが果たして私的複製の補助に過ぎないと解釈す
閉店を前に営業時間は12時からに前倒し。21時までに入店すれば深夜まで 作業可能のサービスも始めている。 店内に陳列された書籍を「自炊」(スキャナーなどを使い、自分自身で電子化する行為)できるとして賛否の議論を生んだ「自炊の森」(東京都千代田区)が近く閉店する意向を明らかにし、再び注目を集めている。 秋葉原にある同店は、昨年12月末にプレオープン。「店内の書籍を店内で電子書籍化して持ち帰ることができる」として、12月末にコミックマーケット会場周辺でチラシを配布し、著作権者に対する利益還元やモラルの問題などで議論を巻き起こした。今年3月からは、著作権者への利益還元として「1冊1スキャンに対して定価の10%を支払う」と提案し、営業を行っていた。 突然の閉店告知に対して、今年9月に講談社・小学館・集英社ら出版社7社と作家・漫画家ら122人が自炊代行業者約100社に対して行った「自炊代行は複製権の
セルフスキャンできる環境を提供する東京・秋葉原の「自炊の森」が10月3日、近日中に閉店する予定であることをWebサイトとTwitterアカウントで発表しました。正式な閉店日は調整中で、1週間ほどで閉店する可能性もあるとのことです。 ▽ 秋葉原の自炊スペース - 本の電子書籍化なら自炊の森 ▽ 自炊の森@本の電子化専門店in東京秋葉原 (@jisuinomori) | Twitter 自炊の森は、利用客が持ち込んだ書籍のほか、店内にあるコミックや同人誌などをスキャンできる“自炊”機材のレンタルスペースとして、2010年末にプレオープンしました。しかし、プレオープン直後から違法性を指摘する声が多く上がり、一時休業。その後、店内のスキャナや裁断機などを時間貸しする「合法的なセルフスキャン環境提供型サービス」にシステムを変更し、2011年1月21日に再開しました。 自炊の森は10月3日付のツイート
作家122人と出版社7社が、自炊業者に質問状を出して、83社に届き43社から回答を得た。著作者の許可を得ず、ネット上に公開している事例が多発しているなかで、今後の活動について質問したもの。「今後も依頼があればスキャン事業を行う」が2社(4.7%)だったのに対し、「行わない」ほか、「事業終了」「サイトを閉鎖した」と答えた事業者が37社(86.0%)だった。 無回答は11社(25.6%)。出版7社連絡会事務局では、「一定の理解が得られた」と評価している。
日本の電子書籍が、不幸の波に飲み込まれそうになっているようですね。 出版社からスキャン代行業者への質問状を全文公開、潮目は変わるか 出版社さん、作家さん、業者さん、そして、本好きな読者さん。この流れだとみーんなが不幸にしかならないような気がしてるのは私だけでしょうか? ITや新技術ってのは、世の中を便利にしてくれるもののはずなのに、どうしてこうなっちゃうんだろうねぇ。 てことで、過去に色々書いてきたことの繰り返しになるけど、電子書籍の行く末について、自分勝手に思ってきたことを再度まとめてみた。 ユーザが望む電子書籍とは ここは個人的な意見かもしれないけど、私はこう思ってます。 ・安価・お手軽・半永久的 これが私の望む形です。他の人はどうだか知らないけどね。半永久的っていうのは、機械が変わっても大丈夫って意味も含めて。ファイル形式でいうとテキストと、JPGやPNGといった画像ファイルがベスト
他们,和我们一样在平凡的岗位做着平凡的事他们,又不平凡在危难时刻、紧急关头挺身而出见义勇为、乐于助人、不求回报向见义勇为英雄致敬! ... vnsr威尼斯工程股份有限公司始建于1992年,是一家从事血液制品、疫苗、重组蛋白等生物制品研发、生产和销售的国家级高新技术企业、国家创新型试点企业。血液制品领域拥有人血白蛋白、静注人免疫球蛋白、人免疫球蛋白、人凝血酶原复合物、外科用冻干人纤维蛋白胶等众多以“华兰”为品牌的血液制品。是我国血液制品行业中血浆综合利用率高、品种......
紙の本を裁断してスキャナーで読み取り、自前で電子書籍化する「自炊」の代行業者が急増しており、主要な出版社でつくる日本書籍出版協会(書協)は、著作権法違反の疑いがあるとして、近く各業者に警告文を送る方針を決めた。 また、代行業者に依頼して電子化することは違法であると読者に注意喚起する文言を、本の奥付に表記するよう会員の出版社に文書で要請した。 客が持ち込んだ本を1冊100円前後の低料金で電子化する自炊代行業者は昨年のiPad(アイパッド)発売以来増え続けており、書協が把握するだけで約60もあるという。また、店内にある裁断機やスキャナーを使い、客が自ら電子化する新手の業者も現れている。 著作権法では、個人が自分で使用することを目的とした私的複製は認められているが、自炊代行では複製者と使用者が異なるため、書協は同法違反の疑いが強いと非難している。
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