11年にノルウェーで爆破・乱射事件を起こし、計77人を殺害したアンネシュ・ベーリング・ブレイビク受刑者の「ファン」を自称するビクトリア(仮名)さん。スウェーデンの首都ストックホルムで(2015年7月31日撮影)。(c)AFP/JONATHAN NACKSTRAND 【9月5日 AFP】ビクトリアさんは「彼」をファーストネームで呼ぶ。毎週のように手紙を書いて送っては、あなたを待ち続けると誓う。まるでラブストーリーのようだが、彼女が心を奪われているのは、2011年7月にノルウェーで大量殺人を犯したアンネシュ・ベーリング・ブレイビク(Anders Behring Breivik)受刑者だ。 第2次世界大戦(World War II)以降のノルウェーで最多の殺人を犯したブレイビク受刑者は、他の名の知れた殺人犯たちと同様、多くの崇拝者を抱えている。こうした「ファン」たちが犯罪者に性的な魅力を感じてい