山形県山辺町で、町長や町議会議員が地元で製造されたニットを着て出席する『ニット議会』が8日から始まりました。 『ニット議会』は、山辺町のニット製品を広くPRしようと、町が定めた『いつでもニットの日』の今月10日に合わせて、毎年開かれています。 初日の8日は、遠藤直幸町長や町議会議員などが色とりどりのセーターやカーディガンを着て議場に入りました。 このうち、毎年、自分の顔がデザインされたニットを着る遠藤町長は「編み込み技術の高さを伝えたくて着ています。山辺町のニット産業の魅力を広くPRしたい」と話していました。 町によりますと、町内にはニットの製造を手がける会社が10社以上あり、新型コロナウイルスの影響で去年は首都圏や関西を中心に受注が減少したということですが、ことしは、社会経済活動の再開に合わせて、回復の動きが出始めているということです。 白いセーターを着て出席した樋口和男議長は「雪国なの