チェリャビンスク近郊のチェバルクリ湖に現れた穴。隕石(いんせき)の落下が原因なのかどうか調べている=17日、副島英樹撮影穴の周囲を警備する警察官たち=17日、チェバルクリ湖、副島英樹撮影チェバルクリ湖の湖面の上。この奥に穴がある=副島英樹撮影穴の周辺は立ち入り禁止のテープがはられていた=17日、チェバルクリ湖、副島英樹撮影 【チェリャビンスク=副島英樹】ロシア・ウラル地方上空で爆発した隕石(いんせき)のかけらはどこへ消えたのか――。氷結した湖面に穴が開いたチェリャビンスク近郊のチェバルクリ湖が落下点の一つと注目を浴びているが、地元当局は17日、捜索を打ち切り、穴の原因が本当に隕石だったのかどうか、謎が深まっている。 州都チェリャビンスクから西へ約80キロ。雪に埋もれた氷上を湖岸から約2キロ歩いた先に、15日の隕石爆発の際にできたという直径約8メートルの穴があった。周囲を警察官が警備して