「環境には多くの病原体がいるから心配だ」と床などの広い範囲を消毒したり、空間に消毒剤を噴霧していませんか? 安易な消毒剤噴霧は「危険で無駄な対策」です!! 消毒剤噴霧は危険で無駄な対策!? 人体にとって有害 病原体に強い効果を示す消毒剤は、人体への毒性が高いことも多いため、噴霧により空間消毒を行うことは吸入毒性の危険性があります。また、アルコール製剤の場合、引火性にも注意が必要です。そのため、消毒剤は安易に噴霧すべきではありません。 過去、オゾンやホルマリンなどで環境消毒が行われてきましたが、現在では人体への毒性を考慮し、廃止が勧められています。 消毒にかかる費用と労力が無駄 消毒剤は対象物に触れることで効果が発揮されます。環境表面や空間にむやみに噴霧するだけでは消毒剤の触れる箇所にムラができ、十分な効果は得られません。適切な消毒をしなければ、そこに費やした費用・労力はすぐ無駄になります。