サントリーHD社長で、経済同友会トップでもある新浪剛史氏(64)の影響力は絶大だった。彼がジャニーズの性加害問題を激しく非難したことによって、「ジャニーズ離れ」は一気に加速。一声で多くの他企業の動向を決した財界の大物、新浪氏の存在は、経済ニュースにはあまり興味がない向きにも広く知れ渡ることになったといえるだろう。その素顔をのぞいてみると、「パワハラ体質」「結婚4回」など意外な経歴が浮かび上がってくるのだった。 【写真を見る】テレビ局だけが煮え切りない 「性加害を想起させかねない」と物議を醸した、今年の24時間テレビの「なにわ男子」“幼少期ポスター” *** 「調査の内容や対応が不十分で、真摯に反省しているかどうか疑わしい」 「チャイルドアビューズ(子供への虐待)を企業として認めることになる」 9月7日にジャニーズ事務所が開いた会見について、痛烈に批判した新浪氏は、さらに朝日新聞のインタビュ