Unity の Scene View には “Mipmaps” というモードがある。Mipmap のレベルを視覚化表示するモードだ。 このモードに切り替えると、次図のようにシーンに赤と青の色付けが行われる。 この色付けは、画面上でのテクスチャの描画密度を表している。色の付いていない領域は、テクスチャの解像度と画面上での描画される密度がほぼ一致している状態を表す。これは見た目とコストについてバランスのとれた理想的な状態と言える。 赤い領域は、描画される密度が高い状態を表す。要するにテクスチャ解像度が高過ぎるということだ。逆に青い領域は、描画される密度が低い状態を表す。これはテクスチャ解像度が低過ぎるということだ。 このモードが役に立つのは、そもそもテクスチャ解像度が適切であるかどうか調べるという他に、シーンの一部分においてテクスチャ解像度のミスマッチが発生していないかどうか調べるのに使える。