はてなキーワード: カスタムメイドとは
もし一切の法律に縛られないスペースを作りたい場合はどうすればいいと思いますか? 公海に出るというのが方法の一つにあると思います。 ただ、船の上はその船が所属している国の法律の影響を受けたように思います。(もちろん、公海上なので、たとえ違法行為が行われていたとしても咎める人はいないだろうけど) それではカスタムメイドで船を作って、どこにも船籍を登録しない船を作って、それで公海上に出てしまえば、完全にどこの国の法律の影響も受けないスペースを作れますか? または、他にいい方法はありますか?
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結論としては、無理ということになった。
一応言っておくとこれはただの思考実験です。
A:無理。無国籍の船が公海にいた場合UNCLOS第110条に基づき、ほかの国の軍艦等は立ち入り検査ができるので、法律からは逃れられません。
宇宙に出るのは?
A:まあ無理。一般人が気軽に宇宙に行ける頃は、公海と同じような制度ができるだろうから。
アメリカのドラマCSI:MIで、公海上で違法賭博をやっている集団が出てくるが彼らに習うのは?
つまり、無国籍ではなくギャンブルが合法な国で得た船を、公海に浮かべれば違法賭博も合法かできるのか?
A: 無理。船籍が賭博合法国にあっても、公海上で何か怪しい動きがあれば、他国が介入する口実になるため。
シリコンバレーとかで成功した金持ちが、公海上に人工島を作るって法律を逃れる計画があったような?
A: 無理。Seasteading Institute計画は立ち消えになりました。技術的、法的なハードが高い。
それでは、小国を買収するのは?
A: 可能性はあるが、そこで行われる犯罪の度合いによっては無理。
例: 内戦中のミャンマーで、中華系マフィアがネット詐欺を働くために各地から人を誘拐して、強制労働をさせていたのが摘発された。
つまり、たとえは買収したとしても、強制労働とか人身売買とかの巨悪を働いた場合は、各国が黙っていない。
シーランド公国の海賊ラジオ局とかぐらいなら見逃される可能性もあるが、巨悪を働くと潰される。よって、無理。
もうアイディアが出てこないですね。結局そういうのは無理ということになってしまいそうですね。
結局それで自由になれた気にはなれるけど、だからといってそこで重大な犯罪を行った場合各国が黙っていないので、法律や規則から完全に逃れるのは無理であるという結論になった。
本当だろうな。なんか信用できないワイ。
今まで作ったものを晒す。もしお前らから反応が薄かったらただの💩╰⋃╯増田に戻ります。
間違い無くこれが最高傑作。
睡眠時無呼吸症候群と言う病気がある。寝ている途中に呼吸が止まり、血中酸素濃度が下がり血圧が上がり、と身体に無茶苦茶負担がかかる病気で、睡眠が浅くなるだけではなく色々な病気を引きおこす。
ワイの母が脳卒中になったのはこれが原因ではないかとにらんでるぐらい、重視している。(2回再発した後にこれが発覚して治療開始したらそれ以降再発なし・血圧も安定した)
しかし、実は診断がつけばわりと対処ははしやすくて、これを機械的に解決するのがこのCPAPと言う装置。人工呼吸器の一種で、高圧で空気を送り込む事で、睡眠時の呼吸をサポートする装置。これを使えば手術などはいらないのだ。
ただ、母は寝相が悪く、寝ているときにこれが外れてしまうことが悩みだった。外れると効果が無いのは当然として、かなりの騒音と、凄い勢いで空気が出てくるので冬場は寒くて目が覚めることも。
そこで、3Dスキャナで母の顔をスキャンし、3Dプリンタで顔面の形をオフセットした形をもつ、市販マスクの外側に被せて鼻から頬のあたりまであるマスクを作り、市販のマスクのゴムを3Dプリンタ製のマスクに通して母の顔に合う様にしたことでズレないようにした。
効果はてきめんで、夜中にマスクがズレて付け直すという作業が全く無くなった。締め付けも弱くて大丈夫になって母も着け心地がよくなったと評判。
メンテナンスに来たCPAPの代理店のお兄さんにも感心してもらって、メーカーから問い合わせがあって3Dデータを渡したりもしたくらい、これははっきり最高傑作だと言えます。これはガチで結構試行錯誤したし。
車椅子を乗せられる車を持っていると言ったけど、乗り心地的にはやっぱり車椅子ってそれほど良くなくて、ガタガタと揺れる場合は長距離は難しい。
そう言う時は頑張って普通の座席に母を乗せることになるんだが、そうすると今度は肘掛けに相当するものがないため、身体が倒れていてしまう。
そこで、母の身体を3D スキャンし、その形を保持する形を作って、それをポリウレタンフォームのいたの厚みでスライスしてカットパスを作って、レーザーカッターでカッティング。
さらにアクリルパネルとベニヤ板で外側を固定しつつ、捨てられていたチャイルドシートの金具をもらってきて座席に固定できるようにした。
これによって、長距離の移動でも立位を安定できるようになって、ドライブ好きの母をドライブに連れて行けるようになった。
特に認知症で不安な面が強く出る時なんかは、こうしてドライブに連れていくと安定するので役立ってる。
ただ……脆いんだよね。すぐ壊れる。うちょっと改善したいが時間がない。固い材料にすると今度は座り心地が悪くなりそうでもある。
ただ、データはあるので、壊れてもすぐにリピートできるのもデジタル化しているメリットではあるんだが。
家の中の移動では、スタンドリフトという介護器具を使って母を移動させている。リフトを使って車椅子に座らせたら、次に肘掛けに手をやらせて、その間にリフトから足を降ろすと言う事をするのだけれど、どうしても肘掛けを手探りで認識できずにぽろっと手を落としてしまうことがある。確率的には半分ぐらいなのだが、もう一日何回もトイレに着替えに食事にと繰り返すので、地味にストレスになっていた。
そこで、肘掛けの先端にハマるようにプラスチックのキャップみたいなものを作って、そこに丸い突起を付けて、ちょうど手で包み込むように握れるようにした。これで安定して車椅子の肘掛けを認識できるようになって移乗が楽になった。
そこで、3Dプリンタで、手のひらよりちょい小さいぐらいのボタンを作り、その中にSwitchbotのボタンを仕込んで、さらにそれをレーザーカッターでカットしたパネルにはめ込んで、巨大ボタンスイッチを作った。
それをキーにしてやることで、色々なものを本人が操作できるようにした。部屋のライトON/OFFボタン、テレビをONにしてNHKを出すボタン、トイレ行きたくなったら押すボタン。
(非常用ボタンは別のローカルで完結するシンプルな装置でやってます)
これは俺が考えたわけじゃなくてあちこちで出回っていたアイデアだけど、コロナ禍でマスクをしなければいけない時に、ずっと耳掛けのマスクをしていると耳が痛くなる。そこで、3Dプリンタとゴムでマスクを引っかけて頭の後ろで固定するアダプタを3Dデータをもらって作って出した。
すると、お世話になってる施設の人からもほしいと言ってもらって、大量に量産した。今は市販のやつがあるのでお役御免。
食事をするときに、食器を倒してしまったりする。一方でモテないと困る、と言う事を両立するために、レーザーカッターで穴を開けたアクリル板を用意し、背の高いコップなどをはめ込み式にした。
湯沸かし器や、コンロなど、危険なボタンが結構あって、こういったものを変に弄られないようにそのボタンやツマミにぴったりな形で回せなくするカバーを付けてくっつけている。まぁ壊されたりしたこともあったが。
握力が落ちてくるとちゃわんを持つのがつらくなる。そこで、ちゃわんにぴったりあって持つのをサポートするアダプタを作った。 市販のものも存在するけど、どうもしっくりこなかったので。ちょうどお茶碗に握り込める取ってがついたような形にした。
人間が立って使う事を前提にしているものは、ほとんどが車椅子からだと手が届かない。そう言ったものにアダプタを付けたり、紐を付けたりするためのアダプタとかを作ってはめている。
スタンドアップリフトはちょうど良いところを掴んでもらわないと姿勢が崩れてしまう。
そこで、ちょうど姿勢が安定するところに3Dプリンタで作った握りをつけ、そこを的確に握ってもらうようにした。特に親指が握りしめられるように凹凸を付けてあるので、安定するようになった。まぁ、なくてもそんなに問題があるわけじゃない部分だけど。
レーザーカッターで発泡ウレタンフォームの板に、小物がはまり込む形で切らせて、小物が確実簡単に整理でき、尚且つなくなったらすぐにわかるものが作れる。さらにこれをハードタイプのプラケースに入れてやると、完全オリジナルの薬ケースのできあがり。
通常は錠剤なんだが、漢方薬で飲み薬があるため、こんな物を作った。
アルマイト処理したアルミのプレートは、ある波長のレーザーを宛てるとアルマイト処理した表面だけが吹き飛ばされてアルミの地を出す事ができる。それにを塩素系漂白剤に入れてやると、アルマイトが剥がされた所だけが酸化して白くなって浮き上がってくる(入れすぎると全部参加して白くなる)。
こうしてやるとまるで金属彫刻をしたかのような仕上がりになる。これを利用して、金属製お名前キーホルダーを量産して付けてます。軍属かッ。 だけど相当な事がない限り絶対に忘れないいってのは大きいし、そう言う唯一無二の印を付けておくと忘れ物が少なくなります。
近くの工業試験場に公設のfablabが併設されていて、そこで一時間1000円とかでレーザーカッター使い放題(材料は持ち込み)、3Dプリンタは材料費だけで出し放題なので、ここを使っている。
3Dスキャナーも半日3000円とかで借りれるし、持ち出さない場合、レンタル中でなければ、1000円の中で使い放題。
データの作成は学生版の3D CAD (あ、ワイ放送大学の学生です) で作ってます。スキルは介護で離職する前から持ってるスキルです。
レーザーカッタの利用方法はもっと簡単で、精密でなくてよければ、紙にカットしたい線を書いてスキャンさせると、その線にそって同じようにアクリルやMDFを切ってくれるモードがあり、簡単なものはこれで作れる。
事例は3Dプリンタの方が多いけど、実際はレーザーカッターの方が出番が多い。ダイソーでMDFの板を買っていってカットとかよくやる。
3Dプリンタは自分でも持っていたけど、こちらを使う様になってからこちらの方が便利なので自分のものは使わなくなってしまった。
3Dプリンタばかり話題になるけど、実際には3Dプリンタよりもレーザカッターの方が手軽で強度もあって使う機械は多いと思う。自分で書いた線の通りに板を切ってくれる装置だって考えてみて。
アクリルとMDF(木材系の板・ダイソーで売ってる)なら接着材でかなりの高強度でくっつける事ができる。発泡系の材料なら低出力でも分厚いカットも出来るし、アイデア次第だよ。パワポが使えれば使えるからぽまえらもやってみてね。
女性が描くエロ漫画は途中に妙なギャグ描写が挟まって萎える、という話はよく聞く
「いわゆる"実用性"を求めていない」からではという考察もセットで言われがちだが、私は「ちんちんが画面に映るだけでもう面白い」説を提唱したい
男女エロが好きだ
男がほぼ映らなかったりモブ同然のものも全然見るができればオス堕ちしてる男の顔も見たい
男性向けエロ漫画でも男側のパーソナリティ描写は増えているとは感じるが総数はやはり女性向けの方が多くなるのは当然だろう
私個人の観測範囲では女性向け男女エロ、TL(ティーンズラブ)ジャンルの男性キャラは綺麗めのイケメン〜がっしり体格の男性(顔面は耽美な美形が多め)な印象だ
それ自体は好みなのでいいとして女の子側にはもっと本気で嫌がってほしいし最後まで堕ちないでろしい エロい女体が見たいんだこっちは
本題に戻るがとにかく男の顔が基本綺麗だ
そして女の子を理不尽に責め立てる台詞を囁きながらちんちんを出す 面白すぎる
感性がコロコロコミックを読んでいた頃から何一つ変わっていない私が確実に悪いのだが面白いものはしょうがないのだ
本気で申し訳ないと思っているんですよ セックスという本来の役割に徹しているはずの男性器を笑いたくないよ ちんちんと真面目に向き合えない己が恥ずかしい
男性向けの竿役にコミカルチックな存在(罪袋とか)が採用されてる理由って下半身のエンターテイメント力と顔面のバランスを取るためなのか?
竿が女性向けイケメンだとちんちんとのギャップでウケてしまうのでもうAVか3Dカスタム系エロゲで己の好みを追求するしかないのだ(直近でティータイム解散ニュースを受けて絶望した)
男モデルの不透明度を下げ、空中浮遊するちんちんが女の子を犯す様を眺めながら
ジンコウガクエン2は男のキャラメイクがそこそこできる上射精時に性欲に抗えない情けねえ顔が見れるので好きだ
【手持ちエロゲ】
ググって出るかっこええのは大抵カスタムIEMゆうて補聴器屋さんで自分の耳型とって作るカスタムメイドのお高いやつやな
マニアの終着点はそこやろうけど紹介したのはユニバーサルIEMゆうて大抵の人の耳に合う形になっとるお手軽版や
一般向けIEMは基本的に有線やけどケーブルを着脱できるリケーブル対応のもんが大半やで断線リスクは心配しすぎることないで
マニアはケーブルも凝って編み編みしてある強そうなのに替えたりするんやけど安いのなら1000円台くらいであるで
挙げたやつは付属ケーブルも結構いいやつなんでとりあえず気にせんでおk
ワイヤレス化したければFiiOのUTWS3みたいなやつ差すとか、BTR3Kみたいな小型ワイヤレスアンプに繋いでスマホーアンプ間だけ無線化&高音質化するなんて手もあるで
それよりも遮音性重視ならイヤーピースに凝ったほうがええかもな~付属のイヤピでちゃんと密閉できるか個人差あって運要素が否めん
素材に凝ってる有名なイヤピ、SpinFit CP100+とかスパイラルドットとかの方がフィット率はあがるでな、音質を一番変えるのもイヤピの具合や
NAIで作った絵を見ればよくわかるけど、AI絵はプロンプト(いわゆる呪文)を凝らないと絵柄が偏る問題がある。
しかし、これを簡単に回避する方法がある。既存の絵を読み込む「img2img」と呼ばれる機能である。
今はNAIの絵をpixivに転載しまくるアカウントもバカ正直にt2iで量産しまくっているが、そのうちコイカツやカスタムメイドである程度ポーズ指定したものをi2iしたものが中心となり、さらにそれらも批判されるようになればどこかで拾った既存イラストをi2iにぶち込んだものが量産されるだろう。
こうなれば世は大海賊時代である。i2iに使いやすいイラストは画像が大きく線が濃いことなので、リスク回避的な意味でも著名絵師よりはフォロワー3桁の弱小絵師のほうが餌にされやすくなる。
いくらAI学習禁止を明言しても、i2iはよっぽど設定を甘くしない限り基本元の絵の特徴を残さないし、例えば「原神の絵からウマ娘を作り出す」みたいなことも可能である。さらに絵師側はAIトレパク騒動を見る限りi2iを理解してないとことが濃厚であるため、ヘイトは利用者ではなくAI側に向けられ続ける。
さらに巧妙な手口として、i2iを2回以上使ったロンダリングも横行すると考えられる。i2iを2回繰り返せば餌とした絵とはかなりかけ離れ、t2iで作ったのかi2iで使ったのかを見極めるのは至難の業になる。2回目のi2iにNAIではなくWDやとりんさまを使えば絵柄も大きく変わる。
半年後のAIコミュニティでは呪文共有に続き「どんな絵師がi2iの餌に向いているか」の議論も普通にされているだろう、と預言しておく。
撫でまわしたい尻、アナルに造詣が深い、極上の乳、部位に特化した評価タグがpixivにはいくつかあるものだ。
最近俺はアニメで見るような毛先以外はべったりしてるような髪じゃもの足らず、髪の質感にこだわっているイラストが見たくなった。
リアルさにこだわるなら3dcgでも見ればいいんじゃないのって言われそうでもあるけど、ああいうカスタムメイドみたいな市販の3dソフトのスクショって「イラスト」ってとらえられなくて、しかも絵師の個性みたいなものがなくて全部おなじようなものに見えて魅力を感じないんだよな。
いい髪の絵が見れるタグがあったら教えてほしい。
俺が新社会人に言うなら。 一つ、時間は無駄にしてもいい。ちゃんと心を休めろ。 二つ、お前はジョブスじゃないし、多分孫正義や三木谷ですらない。 三つ、誰かの(例えば上司や家族でも)期待に応えるためだけに働くな - id:moons
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広告代理店で働く大部分の人は、Twitterなどで見かけるようないわゆる"Evilな広告代理店"像とはかけ離れた環境の中で働いている。むしろ、悲しい局面も多くあり、今回はそれを「コンペ」という視点で書いていく。
どの業界でも発注先を検討する際にコンペティションをすることはあると思う。広告代理店も事業主側から、プロジェクト単位や年単位など開催されるコンペに呼ばれることがある。大体のケースが、クライアントからのオリエンテーションの後、TVCMやキャンペーン企画などのクリエイティブやメディアプランを提案していく。*代理店でいうコンペは、提示された予算に対しプロモーションプランをかなり具体まで詰めて提案することを指す。
そのため、ほぼすべての提案がオートクチュール的というか、クライアントに合わせてすべてカスタムメイドする。予算単位が大きくなればなるほど、関与する人は増えていく。大きな提案になると、営業、クリエイティブ、メディア、PR、デジタルプランナー、タレントキャスティング、プロダクションなど数十名にも及ぶ大チームで、100枚・200枚を優に超える資料で提案することもザラにある。TVCM企画1本の提案でも、2〜3名でチャチャっとできるものではない。
コンペフィーが支払われることも稀にあるが、言葉通り稀なので負けた場合は赤字になる。参加している以上、負けて赤字になるのはしょうがないことだが、アイデアだけ使われてしまったり、クライアントサイドも2〜3社であればまだ良いものの10社近く声がけしていることもあり、フィードバックもロクにもらえないこともある。
アイデアやそこにかける時間やリソースにお金が支払われず、リスペクトがないのはとても悲しい。
これは、デジタル広告の代理店にある話だ。そこでも上記に書いたようなコンペが行われるが、いわゆる電通博報堂と言われる総合代理店と違い、デジタル系代理店のコンペは「コスト効率」でほぼ勝敗が決まる。まず、デジタル領域のコンペは近年「クリエイティブ無償化」というのが主流になりつつある。配信するバナーや動画の種類が多ければ多いほどABテストもでき、コスト効率が改善されるため、"本数"が重要になるからである。まず、制作する人がいるのにコストが支払われないというのが悲しい。
また、数年前からゲームなどのドメインも持つA社を筆頭としたメディアマージンの値引きが常態化している。(片手%以下のマージンを提示することも珍しくなく、資本力ゆえなのだが独占禁止法に抵触しないのだろうか?)値引き合戦とセットで、クライアントからのマージン開示要求も年々強くなっている。開示することでさらにコストが買い叩かれるという構造である。デジタルといえど、裏側では、分析やオペーレションを行う人が多くいることを考えるとリソースが買い叩かれるのは、とても悲しい。
※注
もちろん、良いクライアントもおりコンペフィーが支払われフィードバックも丁寧で、代理店に適正な費用を払ってくれているところもある。