原爆ドームをめぐるアーティストらの試み たたずむ悲劇、そして希望を乗せて走り続ける電車 神田 もつら(2008-08-01 11:15) 広島市で生まれ、広島市で育った私にとって、原爆ドームは特別な存在だ。私の人格形成の何割かがあのドームによって作られたと言っても過言ではない。そのドームをテーマとした企画展が広島市現代美術館で行われると聞いて、急きょ、東京から帰省して観覧することにした。 私が広島市にいたころの原爆ドームは神聖視され、あがめられ、畏怖(いふ)の念を抱かれていた。今でもそうかもしれない。だから、今までに原爆ドームをテーマにした作品展があったとしても、それはまるで神を崇拝する信者が描く宗教画のようなものだった。 しかし、今回の「ドーム」は違う。 例えば、最も大きく取り上げられた作品は、小沢剛の「ベジタブル・ウェポン・スペシャル」だ。 一見すると、原爆ドームの前で銃を構
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京都で行われた文化フォーラム「表現の自由が危ない」(主催・関西MIC、京都MIC)にパネリストとして参加しました。 名誉毀損でオリコンに訴えられたフリージャーナリストの烏賀陽弘道さん、テレビ番組での発言で安倍元首相の秘書から訴えられた朝日新聞の山田厚史さんの講演。その後ブロガーとしても有名な弁護士日隅一雄さんと私が加わり4人でパネルというプログラムでした。 日経IT-PLUSでのコラムや「月刊ascii(アスキー) 2008年07月号」のネット規制の記事を見た新聞記者時代からの友人から連絡があり引き受けたのですが、正直なところ少し心配はありました。「表現の自由を守ろう」とシュプレヒコールが響くような旧来型左翼の集会だったら… 実際にはそんなことはなく、山田さん、烏賀陽さんはユーモアを交えながらSLAPP(Strategic Lawsuit Against Public Participat
2024/12 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 敷島人の眼で「百年後」を観る メルマガ「博士の独り言」につき、ここ2号ほど「臨時号」をお送りしましたが、災害等の発生が無い限り、次号より通常号に戻して配信させていただきます。連載特集「百年後の日本」では、日本が国益の基点となす技術開発のコアである基礎研究の眼から、現実に百年後に達成し得る技術、コンセプトと、それらとは本質を異にし「百年後であっても実現しない」西欧のSFや、亜系が好きな疑似科学などに端を発するアドバルーン的な“コンセプト”との差異について指摘稿を暫く続け、その次に「百年後の日本」に在るべき理想像について触れてまいります。 これまでに触れた「百年後であっても実現しない」コンセプトとして「タイムマシン」「有人火星探査」「地球外知的生命体との接触」など
思ったことを垂れ流すツールと法律と道徳 「思ったことを垂れ流すツール」 の続きなんだけど、 思うことは「内心の自由」の管轄で、 垂れ流すと「表現の自由」の管轄になるんだよなあ。 法律のいろんな枠組みを越える話でもある。 例えば殺意を持っただけでは罰せられないんだけど、 それを垂れ流すと犯行予告として罰せられます。 これをどう解釈すればいいかというと、 殺意を垂れ流したからといって罰せられるのが間違っている。 殺意は垂れ流してはいけない。 「思ったことを垂れ流す」ことは不可能で、 必ずフィルタを通さなければならない。 殺意を持ってはならない。 殺意を持つだけでは罰せられないのは行政や司法のシステムの限界であって、 宗教や道徳として禁じればいいじゃないか。 のどれかであって、3番なのかなあ、と最近は思ってたりします。 殺意を持つことは禁止すべきなのだけど、 人間である警察や司法には殺意を持って
失言というのは、つい本心ではないことに口を滑らせてしまうことを言います。 中山成彬の発言は彼の本心であるのですから、失言ではありません。 したがって、そういう考えの人を大臣に据えた麻生以下政府自民党の責任は軽くない、ということです。 「日本は単一民族」 戦時中「半島人も日本人」という言葉がありました。朝鮮半島の人々を無理矢理日本人化して、天皇のために奉仕させようとしたのです。 朝鮮半島には「朝鮮族」という民族が住んでいて、むろん日本から見れば文化も歴史も違う異民族なのですが、そうした民族としての誇りを踏みにじって、創氏改名(そうしかいめい)や皇民化教育(こうみんかきょういく)で、無理矢理日本人にしようとしました。 古くは、日本列島には東北地方から北には先住民のアイヌがおり、南の南西諸島には琉球民族が住んでいました。 大陸からさまざまな異民族が朝鮮半島を経て日本に渡り、南北に勢力を
第1 「被疑事実の要旨」について 勾留状の被疑事実の要旨には「先導する普通貨物自動車(札幌100わ○○○○)の荷台から荷台上にあった旗竿を左右に大きく振り回し」(第1事実)、「先導する普通貨物自動車(札幌100わ○○○○)の荷台に乗車して同集団の先頭に位置し、旗竿を振り回すなどして、音頭をとり同集団のフランスデモ及びだ行進を扇動し」とあるが、 (1) 被疑者が旗竿を左右に大きく振り回したとすることについて、その行為はどのような疎明資料によって確認したか。荷台の後かたづけ行為と区別可能であったか。疎明資料に映像は提出されていたか。 (2) 旗竿を振り回すことと、「扇動した」ということは必ずしも直結するものではない。何故被疑者の行為を「扇動した」と判断したのか。被疑事実の要旨にも「旗竿を振り回すなどして」とあるが、「など」にはどのような行為があったのか。それはどのような疎明資料の何を見て確認し
報告が遅くなりました。団体署名にご協力いただきありがとうございました。7月28日に不起訴処分要請書と全国から寄せられた署名243筆を札幌地検に届け、その後、記者会見しました。 ところが、当初、7月いっぱいには処分を決定するということで「ぜひ、不起訴処分に」と緊急、短期間に署名をお願いしたものでしたが、提出後、8月上旬に処分決定がずれこむもようであるとわかりました。 検察としては事務的な延長かもしれませんが本人たちもまわりも処分保留のまま置かれる不条理さをかみしめています。 そこで、引き続き団体署名をお願いするしだいです。もし、期間が短く署名できなかったという団体の方たちがおいででしたらぜひ、よろしくご検討ください。 こんどの締め切りは8月4日です。 以下は、前回呼びかけと同文です。 札幌サウンドデモ7・5救援会では、「チャレンジ・ザ・G8 1万人のピースウォーク」の被弾圧者が処分保留のまま
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