Mozillaは米国時間9月3日、「Firefox 69」をリリースした。デスクトップ版と「Android」版の全ユーザーの環境で、トラッキング防止機能がデフォルトで有効になる。これは、ユーザーのオンラインでの行動を把握したいウェブサイトのパブリッシャーや広告主から、プライバシーを保護する取り組みを強化するものだ。Mozillaは6月、新規インストールされたFirefoxでトラッキング防止機能がデフォルトで有効になるようにしたが、今回は全ユーザーが対象だという。 トラッキング防止機能を導入する動きはブラウザーメーカーの間で急速に広がっており、Appleの「Safari」、Brave Softwareの「Brave」、Microsoftの「Chromium」ベースの新たな「Edge」などが搭載してきた。主要ブラウザーの中で長く後れを取っていたGoogleの「Chrome」も、この問題の対処に