ロシアによるウクライナへの介入に反対して行われた露サンクトペテルブルク(St.Petersburg)でのデモで、「クリミア(Crimea)」という文字をヒトラーのひげに見立て、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領の写真に描いたプラカード(2014年3月8日撮影)。(c)AFP/OLGA MALTSEVA 【3月10日 AFP】改革を実施し損ねたロシア経済は低成長が長期化し、資本逃避に苦しみ、通貨ルーブルには持続的な市場圧力がかかっている。 こうした中、ウクライナ・クリミア(Crimea)自治共和国を数週間のうちにロシアへ編入しようという大胆な賭けに出たのは、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領にとって本当に最適なタイミングだったといえるのだろうか。 クリミアへの急襲は、プーチン大統領にとって大きな経済的リスクを伴うと、経済専門家らは指摘す