NTTドコモの「Windows 7ケータイ F-07C」は、よくあるケータイサイズの超小型ボディにWindows 7 Home Premiumを搭載してしまった、世界最小(2011年5月13日現在、富士通調べ)のWindows搭載PCだ。 普通のWindows 7が載るPCということは、普段PCで使用するアプリケーションも原則として「そのまま利用できる」ということだ。もちろんCPUは、一般PCとしては非力なAtom Zであり、メインメモリは1Gバイト固定、ストレージ容量は32Gバイトと限られるため、普段とまったく同じ使い勝手──にはならないと思うが、それでも、よくあるAndroid/iOS搭載スマートフォンより“普段のPC”に使用環境を近づけられるポテンシャルは持っていると言える。 LOOX Uを超えたケータイサイズの新LOOX──“PC”として写真と動画で見る「Windows 7ケータイ
昨今、普通に考えてWindowsケータイというならWindows Phone 7あたりになるのが妥当である。PC向けのWindows 7を携帯電話と組み合わせるなど誰が考えるだろう。 しかし、これを実現してしまったすごいデバイスが、NTTドコモの「Windows 7ケータイ F-07C」(富士通製)だ。今回はF-07Cの発売前評価機を用い、“PC”としての使い勝手をチェックする。 LOOX Uを超えたケータイサイズの新LOOX──“PC”として写真と動画で見る「Windows 7ケータイ F-07C」 “DOS/V”襲来以来の変革期が訪れたと思っている──富士通、「Windows 7ケータイ」開発意図を説明 F-07Cのなにより“うひょひょー!”な点は、その極小サイズでWindows 7が普通に動くPCということである。これまでにも富士通「LOOX U」やソニー「VAIO type U」「
「libretto W100」誕生秘話――なぜ2画面タッチパネルのミニノートPCなのか?:完全分解&ロングインタビュー(1/6 ページ) 25周年モデルの一角を担う個性派ミニノートPCが生まれるまで 国内外のメーカーが多種多様なミニノートPCを投入している中にあって、とりわけ異彩を放っているのが「libretto W100」だ。ハードウェアのキーボードを思い切って省き、2画面タッチパネル液晶を搭載するという、東芝のノートPC事業25周年記念モデルならではの挑戦的なミニノートPCに仕上がっている。 今回はこのユニークな2画面タッチパネル搭載ミニノートPCがどのように生まれたのか、また内部構造がどのようになっているのか、libretto W100の開発チームに実機の分解モデルを用意してもらい、じっくり話を聞いた。インタビューに応じてくれたのは、商品企画を取りまとめた三好健太郎氏、青梅事業所でハ
東芝の「libretto W100」は、キーボードを省く代わりに、2画面タッチパネルを搭載したユニークなミニノートPCだ。同社のノートPC事業25周年記念モデルの1つとして、2010年8月11日に発売され、特にミニノートPCやデジタルガジェットの愛好家から注目されている。 先に掲載したレビューの前編では、独特のボディデザインをはじめ、携帯性、2画面タッチパネルと独自ツール群、ソフトウェアキーボードの使い勝手、基本スペック、拡張性についてチェックした。 W100はミニノートPCのボディサイズにAtomではなく、Arrandaleコアの超低電圧版Pentiumを搭載したW100だけに、実際のパフォーマンスやバッテリー駆動時間、発熱、騒音は大いに気になるところだ。レビュー後編では、これらのテストによってW100の実力を明らかにしていこう。 まずはWindows 7標準の性能評価機能であるWind
東芝の「libretto(リブレット)」シリーズといえば、古くからのPCユーザーなら知らない人はいないだろう。1996年に「世界最小・最軽量のWindows 95マシン」としてデビューした初代機はPC史上に残る名機といえる。その後も時代に合わせて姿を変えつつ、小型軽量PCの未来を開拓し続けてきた伝統のミニノートPCブランドだ。 そのlibrettoシリーズから久しぶりの新モデル「libretto W100」(モデル名:W100/11M)が8月11日に発売された。2005年4月発売の「libretto U100」以来、約5年ぶりの復活となる。 W100は東芝ノートPC事業25周年記念モデルの一角ということで、コンセプトもスペックも実にアグレッシブだ。ミニノートPCスタイルに超低電圧版のPentiumを搭載し、ハードウェアキーボードを省く代わりに2画面タッチパネルを採用するという、強烈なインパ
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