現状では、これらのプログラミング言語におけるメソッド補完などの高精度なコード補完は不可能である。本プロジェクトでは、これらのプログラミング言語で高速かつ高精度で行えるようにする。 さらに、以下に挙げるauto-complete.el自体の拡張および研究も行う。 補完インターフェースの研究 補完インターフェースの改良 サマリ機能などの本体機能拡張 また、日本語および英語のドキュメントを作成して、ユーザー(特に新規ユーザー)が簡単に利用できるようにする。 Emacsが開発されてから二十余年、ポップアップ型補完拡張は一度も登場したことがなかった。ましてや動的言語のメソッド補完などは夢のまた夢であった。最近になってようやく、それを実現するための条件が満たされようとしている。私は、本プロジェクトがEmacsの進化に大きく貢献し、今まで見せたことがなかったエディタとして一面を見せはじめるきっかけになる