米IT(情報技術)ベンチャーのスプラッシュトップ(カリフォルニア州)は30日、米マイクロソフト(MS)と組み、高速で起動できるOS(基本ソフト)の無料ダウンロード(取り込み)を始めたと発表した。MSは「ウィンドウズOSの起動が遅い」と利用者から指摘されており、ITベンチャーと連携しパソコンの高速起動を実現する。新OSはMSの検索エンジン「ビング」を搭載。ウィンドウズを代替するのではなく共存し、
90年代にIBM、Microsoft、Apple各社が巨額の開発費を投じて作っていた「戦略的OS」がすべて失敗してしまったことを皆さんはご存知だろうか? IBMが作っていたのはOS/2。元々はMicrosoftとの共同開発だったが、途中で仲違いをしてしまい、最後はIBMだけが細々とサポートしていたことすら覚えていない人が多いとは思うが、Windows95の成功であっというまに市場から消えてしまったのがOS/2。具体的な数値は公開されていないので分からないが、両社が数百人体制で数年間開発していたので、少なく見積もっても日本円で数百億円は投じられたことは間違いない。 Cairoの方は私自身が初期のころにいたこともあるし、最終的には「Chicago(Windows95のプロジェクト名) vs. Cairo」の戦いの最前線にいた私としては知りすぎている点も多いのだが、一つだけ確かなのは、プロジェク
これまで、物理的なコンピュータの上でプログラムを動かそうとするときに必要な、ハードウェアの制御、プロセスの管理などなど面倒なことをやってくれるソフトウェアのことをオペレーティングシステムと呼んでいました。 最近はいままでコンピュータの上でやっていたような作業、エクセルのシートを作るだとか、パワーポイントで資料を作るだとか、ファイルを保存しておくとか、そういった作業が全部ブラウザの向こう側にあるウェブ上のアプリケーションだけでできるようになってきています。 手元のコンピュータで動いていたアプリケーションのかわりに、ブラウザの向こう側にあるウェブ上のアプリケーションを使うようになってきた結果ウェブがOSのように感じられるようになったことを指してWeb Operating Systemと呼ぶこともあります。(Web operating system - Wikipedia, the free e
彼は何のカーネルを学んだのだろうか。*1最近の実用OSのソースコードってLinuxにせよWindowsにせよ、SMP対応のチューニングとか電源管理のために核の部分まで非常に複雑になってしまい、読んだりコードを追って動きを理解するのは難儀ではないか。Minixなら教育を意識して平易に実装されているしドキュメントも充実しているから読みやすいし、"Lions’ Commentary on UNIX (Ascii books)"に至っては昔はこんなにシンプルだったかと衝撃を受けるのだが。PDP-11のアセンブラなんて勉強したことないよとか、げ、これGOTO文とか細かいことを気にしてはいけない。Alan Kayが2万行でネットワークからGUIまで含んだ見通しのよい教育用OSを手掛けているらしいので楽しみにしている。とはいえ実務で触るのは複雑なOSなのだから早いうちから複雑なコードに見慣れておくこと自
"2ちゃんねるで誕生し、ひげぽん氏を中心に開発されている国産オープンソースOS「Mona」の新バージョン0.3.0alpha9がリリースされた。 Mona OS公式サイトから、ISOイメージ、QEMUを同梱したWindows用の起動パック、ソースコードをダウンロードすることができる。 前バージョンの 0.3.0alpha8 リリースから約8ヶ月ぶりのリリースだが、ひげぽん氏は IPA 未踏ソフトウェア創造事業の支援を受けて、関数型プログラミング言語 Scheme ベースのシェルの開発を進め、本リリースとなった。昨今、Scheme、Haskell、Erlang など関数型言語の良さが再発見されつつあるとはいえ、デフォルトのシェルに Scheme を採用した OS というのはなかなか新鮮である。 Mona OS公式サイトで、スクリーンショットが公開されているので実際に見てみると良いだろう。 S
システムソフト(OS)の信頼性、安全性向上に賭ける コンピュータ科学専攻 前田俊行 助手 型理論とモデル検査理論を組み合わせて 検証ツールなど2つの方法で実現目指す コンピューターは、WindowsやLinux、Solarisなどの基本となるシステムソフト(OS)上に各種のアプリケーションソフトを走らせて計算などの仕事をさせるが、問題なのは、OSの安全性や信頼性を確保するのが困難なこと。ここに研究のメスを入れて、OSの高信頼化に挑戦している29歳の若い研究者がいる。コンピュータ科学専攻の前田助手だ。「立派な大きな城に見えるOSも、ポンと押すと、すぐにでも倒れそうな脆さがあるんです。それを改善し、信頼性に裏打ちされたOSづくりに貢献できたら」―この言葉が、前田助手の心意気を表している。 安全性に欠けるC言語の問題点を衝く OSは、コンピューターのメモリー資源やCPU資源などを管理する最も重要
Ready to go Toolbox für Ihren digitalen Kundenzugang Skalierbare Module für Echtzeit-Lösungen für Apps, Web und Plattformen Drastische Einsparung Erleben Sie mit YOU OS-Modulen Kosteneinsparung bis zu 50% durch Konfiguration statt “build-from-scratch” Vorgehen. Direktes Prototyping Sie erwartet eine massive Zeitersparnis durch anpassbare Module und schnelle Entwicklung von Prototypen statt langwie
ウェブブラウザ上でオペレーティングシステムを提供する「YouOS」 公開日時: 2006/07/10 21:51 著者: 編集部 Slateの記事によれば、少人数のチームがマサチューセッツ工科大学 (MIT)において実験的な「ウェブオペレーティングシステム」を開発したという。「YouOS」は、ウィンドウベースのグラフィカルユーザーインタフェースを備えたオンラインプラットフォームである。またYouOSでは、RSSリーダー、電子メールクライアント、テキストエディタといった便利なアプリケーションも利用できるようになっている。MITのチームは、他の人々がYouOS向けのアプリケーションを開発できるように同プラットフォームを公開しており、各自のYouOSアカウントにインストール可能なアプリケーションがすでに200近くも開発されている。 YouOS上のデフォルトアプリケーションの1つにウェブ
いわゆるウェブメールをはじめ、「Google Spreadsheet」や「Writely」など、これまでデスクトップ上で動いていたものがオンライン上で再現されてもあまり驚かなくなった今日この頃。ですが、最近MITを卒業した4人の若者が、「YouOS」というウェブOSをつくってしまったという話にはちょっとびっくり・・・というよりも、ある種の不思議な感覚にとらわれました。 このYouOSを使うのに必要なのは、基本的にブラウザだけ。そして、同サイトへアクセスして自分のアカウントにログインすると、ブラウザの画面内にもうひとつのデスクトップが展開されます。左上端には「YOS Stuff」というWindowsの「スタートボタン」に相当するものがあり、これをクリックすると、チャットやメール用ソフト、リッチテキストエディター、ファイルブラウザー、スティッキーズ、FlickrやYouTube専用のRSSリー
講演・LTともに、超ハイレベルでした。 なぜ自分が講演者に混じっているのかという変な汗が。 「gccでよく使うオプションは -Sです」というギャグが秀逸でおもしろかったな 僕の発表資料を置いておきます。 http://www.monaos.org/higepon/20051202Binary2.0Mona.ppt
Googleは、強力な検索サービスというコアコンピタンスを利して、Orkut、Gmail、Bloggers.comなど、ぱっと見には何の関係もなく、統一感の無い数多くのネットサービスを発表し続けている。最近は市場ではいつGoogleがIMを発表するかを固唾をのんで見守っている。 彼らのサービスは一見してあまり関連性が無いように見えるのだが、実は関連性が無くて良い、とGoogleは考えていると思う。結局はGoogleという検索プラットフォームによって最終的に数珠つなぎに結びついていく。実はGoogleはこれまでにはない、完全無比な中央集権型の企業なのである。 GoogleはYahoo!と並び称され、ビジネスモデル上も対比される事が多いのだが、エリック・シュミットにとってはYahoo!は眼中に無い気がする。彼のアタマにあるのは、来るべきMicrosoftとの全面戦争のことだけだろうと思う。 Y
先週、ソフトウェア・エンジニアではない人たちが参加している飲み会でOSの話をする機会があったのだが、自分で説明しながら一つ自分の頭の中ではっきりしてきたことがある。私なりの 「Google OS」の解釈である。今までも、漠然とは理解したつもりでいたのだが、他人に説明することにより、私の頭の中でより明確化して来たので、ここに書いて見ようと思う。 OS(Operating System)とは、一口で言えばコンピューター上にあるファイル・システム、グラフィック・ユーザーインターフェイス・システム、タスク管理システム、などの各種システム・サービスの集合体のことである。ユーザーはユーザー・インターフェイスを介して、プログラマーはAPIを介して、それらのサービスとやり取りをする。 従来型のOSにおいては、そういったシステム・サービスは全て対象となるコンピューターそのものの上で実装されていた。そのため、
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