future planning

あちこちのブログやニュースなどで、Google BaseはeBay (物品販売)やCraigslist(Classifiedサービス)などの競合になると書かれている(例)。しかしGoogle Baseは、このようなバーティカル(垂直的・分野特化的)なサービスとは「レイヤー」が異なる。 Google Baseもサービスではあるが、それは「技術ベース」に近いものだ。技術的に「ベース」(下部レイヤー)に位置するので、単なる競合というよりも、それはもっと重大な変化を引き起こす。 Google Baseによって、主に 1 データがサービスから解放される 2 かんたんにサービスを作れるようになる の2つが進行する。Google Baseは、それ自身がサービスというよりも、サービス開発者に対してデータレイヤーを提供する、というポジションになる。 Google Baseによって、「誰でもeBayやCrai
Google Base、つながらないものの、現状では「502 Server Error」になっている。 一応公開はされているが、つながらないのかもしれない。 Google Baseについて、私自身の推測や考察ばかり書いてきたので、公式な説明文も載せておきます。 Google Blogoscoped - Google Base Was Sort of Live http://blog.outer-court.com/archive/2005-10-25-n57.html に掲載されている、Google Baseの公式な説明が以下です(私の訳文と、原文)。 ただし、本番公開以後は変更されている可能性もあると思います。 ----- あなたのアイテムをGoogleに置いてください。 Google Baseは、Googleのデータベースサービスです。あなたはそこに、あらゆる種類のコンテンツを置くこと
とり憑かれたようにGoogle Baseのことばかり書いているが (笑) 「Google Baseとは何か?」をひとことで表現するフレーズを思いついたので、忘れないうちに書いておく。 Google Baseは、「ユニバーサルCMS」 だ。 (CMSは「コンテンツ管理システム」の意味) そこには、どんなコンテンツでもアップできる。 そんなことはブログでもできるじゃないか、という人がいるかもしれない。 そうではない。ブログでは、「ブログエントリ」という1種類の型(スキーマ)のコンテンツしか入れられないのだ。 Google Baseは「ユニバーサルCMS」なので、その型自体を好きなように定義できる。 どんなコンテンツでも、それにピッタリの型を作って、Webにのせられるのだ。 ブログの本文に埋め込んでしまうのと、このようにピッタリの型を作って入れるのとでは、ぜんぜん違う。 検索などのサービスにデー
Googleが、eBayとの競合に発展する可能性を秘めた動きを見せている。Googleの広報担当は米国時間25日、あらゆるタイプのコンテンツを発信/検索できる新サービスのテストが進行中であることを認めた。 この「Google Base」のあるページのスクリーンショットには、「パーティープランニング代行サービスの説明」「サイトの最新情報案内」「中古車価格表」「タンパク質構造のデータベース」など、Googleのサーバで公開可能な情報の例が載っている。 Googleの広報担当は、「コンテンツの所有者が自分のコンテンツを簡単にGoogleに送信できるようにするこのサービスは、テストがまだ始まったばかりの段階だ。わが社のウェブクローラーや、先ごろ公開した『Google Sitemaps』プログラムの場合と同じく、われわれはコンテンツの所有者に対し、彼らのコンテンツにわれわれがアクセスするための簡単な
ウェブ版「ウェブログの歩き方」 『ウェブログの心理学』の附録のひとつである、「ウェブログの歩き方」の部分を、ウェブ上で公開いたします。 「ウェブログの歩き方」(pdfファイル) 「ウェブログの歩き方」は、ウェブログを読み、書き、そしてウェブログでコミュニケーションするためのアドバイスです。 以前コメントで、「ウェブログの歩き方」をウェブに転載希望、とのご要望をいただき、実現できるように検討したいと書かせていただいたのですが、それから半年以上を経過し、NTT出版のご理解をいただきまして、掲載することにいたしました。 どうぞご利用ください。また、ご意見もお寄せください。 Posted by weblog at 2005年10月26日 17:07 » ウェブ版「ウェブログの歩き方」 from Katsuya's Blog 『ウェブログの心理学』サポートサイトにて付録「ウェブログの歩き方」のPD
(「Google Baseがもたらす 「Webデータ」 の時代」の続きです) Google Baseによって訪れるであろう「Webデータの時代」は、わたしたちに何をもたらすだろうか。 以下、これによって発展が加速されるであろうと思われる情報技術について、私が想像するものを3つ挙げてみた。 1 スキーマ技術 Webデータの時代では、構造化されたデータと切っても切れないものとして、データの「型」(スキーマ)の技術が発展する。まだあまり普及していないスキーマ技術が、専門的なものから一般的なものへ、大きく羽ばたくだろう(かつてのネットやウェブがそうだったように)。ただその過程で、単純化や変容も起きるだろう。 RSSがブログシーンを変えたように、いろいろなスキーマのオープンスタンダードが、これからどんどん出てくる。その種のものはこれまでもいろいろな業界団体などで作られてきたが、それらが実践の場に上げ
Google Baseはまだ始まっていない。始まっていないが、気になって仕方がない。 第1弾エントリでも書いたように、これはおそらく、Googleのこれまでのサービスの中でも最大級に重要なものになり、Webの歴史の中でも大きな節目となるくらい、重要なサービスになるような気がする。 なぜそんなに重要なのか、そしてGoogle BaseによってWebがどう変わるのか、私なりに少し考えてみたい。 なお、以下の記述はGoogle Baseについてすでに出ている情報から、私が理解したり推測したことに基づいた考察であり、これから出てくるGoogle Baseの実際のサービス内容と食い違う可能性があることをお断りしておく。 Google Baseは、Web上でデータベースを作ることを可能にする。ブログのエントリや、ブックマークなどと同列なものとして、イベント情報、お店情報、不動産の物件情報などを置けるよ
「Google Base」というものがまもなく始まるらしい。 Google Base http://base.google.com/ まだ正式オープンしていないが、あちこちのブログで大騒ぎになっている。 ミームオランダムのGoogle Base関連スレッド http://tech.memeorandum.com/051025/p31#a051025p31 Google Baseは少しのあいだオープンされたらしく、そのあいだにスクリーンショットを採った人が画像をアップしている。 SEWESO : Google Base http://www.seweso.com/blog/2005/10/google-base.php (画像はSEWESOより) これを見るとわかるように、Web上でデータベースみたいなことができるもののようだ。 不動産情報やイベント情報などのフィールドを定義して、アイテムを
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く