市民が記者になるインターネット新聞の可能性や限界について考える3回シリーズの、最終回。先週土曜(9月2日)、早稲田大学で開催された「ブロガー×『オーマイニュース』〜市民メディアの可能性」というシンポジウムでの議論をご紹介する。前回の予告通り、かなり面白い内容になった。 シンポジウムには、インターネット新聞『オーマイニュース』から、前々回このコーナーに出て頂いた鳥越俊太郎編集長を筆頭に、編集部や記者が4人参加し、対する“ブロガー”(ブログを書く人)側も、その世界の人気者4人が居並んだ。 以下、各人の発言を、録音のテープ起こしで言葉遣いまで忠実に再掲する。(ただし、[テーマ以外の発言の中略]や、[実際には不連続な発言順の直結]などの整理は行なっているので、あしからず。) ■幼稚園児が小泉批判!? まずジャブを繰り出したのは、『ガ島通信』というブログの書き手である藤代裕之さん。『オーマイニュー