パリ五輪で問題となったのがセーヌ川の水質問題だ。トライアスロンの男女個人、混合リレー、男女のマラソンスイミングの5種目が実施されたが、嘔吐する選手や、大腸菌による胃腸感染症を報告する選手が続出する最悪の事態となった。東京五輪の金メダリストでパリ五輪では個人12位、混合リレー11位に終わったノルウェースポーツ界のスター、クリスティアン・ブルンメンフェルト(30)が帰国後に地元メディア「ノルウェー・メソッド」のインタビューに答え「アスリートに対して無礼だった」と怒りを露わにしている。 【映像】NBAカリーの妻らがパリ五輪決勝後に会場外で現地警察とトラブった問題映像 セーヌ川の水質問題はパリ五輪に汚点を残した。 運営サイドは、連日、水質調査を実施し基準値をクリアできなかったため、トライアスロンの男女個人は延期されたが、1日の延期だけで7月31日に強行。1.5キロのスイムはセーヌ川を使って行われ、