今季、阿部慎之助新監督のもと、4年ぶりにリーグ制覇を果たした巨人。だが、クライマックス・シリーズでDeNAに敗れ、日本シリーズに進出することができなかった。その屈辱を晴らすため、大型補強に踏み切った。 【写真】読売ジャイアンツ「ヴィーナス」オーディション密着取材・フォトギャラリー FA宣言をした阪神・大山悠輔の獲得こそならなかったが、中日の絶対的守護神であるライデル・マルティネス、楽天を自由契約になった日米通算197勝の田中将大、そして国内FA権を行使していた甲斐拓也の獲得を発表した。 一気にオフの主役となった巨人に対して、球界のご意見番である広岡達朗はどんな思いを抱いたのだろうか。 【なぜ楽天を自由契約になったのか】 「阿部は見どころのあるヤツだと思ったが、やっぱり原(辰徳)と同じ"欲しい欲しい病"に感染したな。長期政権を築く腹づもりなんだろうけど、田中を獲れたのは巨人だからできたふしが
巨人を4年ぶりのリーグ制覇に導いた阿部慎之助監督はメモ魔で知られる。試合中にベンチでしきりにメモを取る姿を中継で見かけた方は多いだろう。 【写真】4年ぶりの優勝! 巨人の雰囲気をガラリと変えた「救世主」は? 捕手出身の監督だけに、野村克也の「野村ノート」ばりの緻密な戦略がつづられているのかと想像するが、4月に放送された「news zero」のインタビューで阿部監督は、何を書いているか尋ねられると、 〈本当は叱りたいんだけど叱りたくない時に。『あの野郎』とか『こんなこともできないのか』とか『なぜプロにいるんだ』とか〉 なんと、選手への罵詈雑言を書き殴っていたのだ。 パワハラ防止に有効? だが、実はこれ、アンガーマネジメントとして有効なテクニックなのである。 『ストレスフリー超大全』などの著書がある精神科医の樺沢紫苑氏によると、 「怒りや嫌なことを紙に書く、アウトプットすることで、すっきりし
「巨人0-2阪神」(15日、東京ドーム) 巨人が2戦連続、今季14回目の完封負けを喫した。天敵の阪神・ビーズリーにこの日も押さえ込まれ、またしても無得点に抑え込まれた。 【写真】クロマティ氏 電動車いすで東京ドーム登場「バンザーイ!」パフォも ビーズリーには前回5月25日の対戦(甲子園)でも6回3安打無失点。来日1年目の昨年から1点も奪えてなかった。この日も6回失点で白星を献上。阿部監督は試合後、「今日ちょっとね、俺が出した作戦があったんだけど見事に失敗したんで。僕が責任をかぶるって言って、失礼しました!」と狙い球の指示したものの、実らなかったことを明かした。 これでビーズリーには5度の対戦で計18回2/3無得点だ。今後の攻略法について、「ずっと同じやられ方しちゃってるから。また違う策を考えときます」と気持ちを切り替えていた。
今シーズンから読売ジャイアンツの指揮を執る阿部慎之助監督。シーズン開幕前からさまざまな話題が取り上げられており、中でも若手選手へのコメントは大きく報道される。時には厳しいコメントも見られるが、期待をかけるからこその言葉と言っていいだろう。そこで今回は、今季に阿部新監督から苦言を呈された選手を取り上げる。 投打:右投左打 身長/体重:200cm/100kg 生年月日:2002年9月17日 経歴:二松学舎大付高 ドラフト:2020年ドラフト5位 今シーズンの飛躍が期待されている秋広優人。期待が大きいからこそ、阿部監督による厳しいコメントも飛んでいる状態だ。 二松学舎大学付属高校では2メートルの高身長も話題となり、ドラフト5位で読売ジャイアンツに入団。高卒1年目から大きな注目を集めたものの、ルーキーイヤーの一軍出場は1試合にとどまった。 2022年は一軍出場なしに終わったが、ファームで109試合
巨人は18日、オリックスから国内フリーエージェント(FA)権を行使した山崎福也投手(31)と大阪市内で入団交渉を行った。吉村禎章編成本部長(60)に加え、阿部慎之助新監督(44)も同席し、熱意を伝えた。球団は4年総額10億円規模の大型契約を提示したとみられ、補強ポイントである左の先発投手獲得へ、最大限の誠意を示した。 直接出馬で猛アタックをかけた。阿部監督は、午前中から大阪市内で行われた山崎福との入団交渉に出席。日帰りの強行軍となったが、自らの言葉でありったけの熱意をぶつけた。「言いたいことは全部、言ってきたよ」。会談を終え、スポニチ本紙の取材に左腕への思いを明かした。 2年連続4位に沈むチームにとって、先発左腕は一番の補強ポイントと言える。今季は右の戸郷、山崎伊の2投手が2桁勝利を挙げた一方で、左投手は新外国人のグリフィンの6勝が最多。規定投球回をクリアした左腕は一人もいなかった。38年
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