複数のコンソールを切り替えて使うにはで紹介したように、Linuxは「仮想コンソール」機能をサポートしているので、1人のユーザーが複数の仮想的なコンソールからログインして異なる作業を行ったり、複数のユーザーが別の仮想コンソールから同時にログインすることができる。 この機能はとても便利なのだが、使わないときはリソースを無駄に消費してしまうので、必要がなければ数を減らすといいだろう。ちなみに、Red Hat Linuxなどでは初期設定で6つの仮想コンソールが使用可能になっている。自分のシステムで、仮想コンソールがいくつ起動しているかを調べるには、auxオプションを付けてpsコマンドを実行する。 $ ps aux (省略) root 1012 0.0 0.0 1344 400 tty1 S 01:07 0:00 /sbin/mingetty tt root 1013 0.0