群馬県吉井町の民家で、大麻草を密売目的で栽培していたとして、県警は17日、ベトナム国籍の男3人を大麻取締法違反(営利目的栽培)容疑で現行犯逮捕した。 県警は、このほかにも関与したベトナム人がいてグループとして組織的に栽培していたとみて追及するとともに、前橋、伊勢崎両市で見つかった、大麻草の栽培現場とみられる民家や倉庫との関連も調べている。 逮捕されたのは、いずれも職業不詳で、千葉県松戸市小金原、ブ・バン・ブン(46)、群馬県伊勢崎市山王町、グエン・バン・ハイ(47)、吉井町南陽台、ファム・バン・トゥアン(26)の3容疑者。 発表によると、3人は共謀して同日、吉井町南陽台の木造2階建て住宅(約150平方メートル)で鉢植えの大麻草約160本を栽培した疑い。調べに対し、ブン、ハイ両容疑者は容疑を認め、トゥアン容疑者は「大麻とは知らなかった」と否認しているという。 県警幹部によると、大麻は高さ15