10月になると、各地でインフルエンザワクチンの接種がはじまります。
冬に流行する、かぜのような症状の原因になるウイルスは100種類以上あるといわれていますが、インフルエンザウイルスは別格の位置づけになっています。
ヒトの健康に大きな影響を与える、公衆衛生上もインパクトが大きいという。。。ことからであります。
そのインパクトの評価も実は国によって一様ではなく、「しかたないんじゃない?自然現象でし . . . 本文を読む
青木編集長は今夜からサンフランシスコにおでかけです。
ID Weekのためですが、その前にティアニー先生のご自宅と病院を訪問する計画があるので少し早めに出発。
ですから、今夜の林先生のNHK「プロフェッショナル」はあとで録画で視ます。
林先生 かっこよかったですね!
モチベーションがあがった方には、次のERアップデートセミナーもお勧めです。
2014年2月1日-2日。 受付は10月1日からです . . . 本文を読む
一昨日、関西感染予防ネットワーク (KIPN)の懇親会を中座し東京に向かうにあたり、新大阪駅までマイカーで送って下さったのが大阪労災病院小児科部長 川村先生でした。彼曰く・・
#1:肺炎球菌のワクチン導入後
・細菌性肺炎が激減。半減。このため抗菌薬の使用量も激減。
#2:インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)ワクチンの導入後
・侵襲性のHaemophilus in . . . 本文を読む
最近の編集長の講演は「Entering a post-antibiotic era?」で始まります。
間もなく訪れる「抗菌薬の無い時代」。
勿論、地球温暖化同様、ある程度、「Man made:人間のなせる業」です。
さて、一昨日、関西感染予防ネットワーク (KIPN)お会いした、まさに現代の抗菌薬乱用を憂う泌尿器科医師の苦悩に満ちたMessage。ご本人の許可を得て、実名で紹介させて頂きます。 . . . 本文を読む
10月23日にお手伝いするセミナーのチラシをいただきました。
その内容の紹介です。
------------------------------------------------------- 第6回 GIMカンファレンス@東部
日時 : 20 . . . 本文を読む
influenza-like illness (インフルエンザ様の病気) “ILI”("あいえるあい") はインフルエンザが流行する時期にもみられます。
「インフルエンザウイルス」ではないけれども、別の「ウイルス」で同じような症状が出るわけですね。
それが何かということは研究的関心はあったとしても、だから何か治療薬があるわけでもないので調べたりもしません(病院ではすべてを調べることはできませんし結 . . . 本文を読む
編集長、二日間の大阪公演を終えて参りました。最近、ますます芸風が上達(自称)して講演というより公演。
どちらも充実した会でしたが、今日は特に2日目の第30回関西感染予防ネットワーク (KIPN)について。
実はこの会、レベルが非常に高いのです! ふと気づくと何かSHEAか何かの発表を聞いている錯覚が・・
そのハイレベルの関西感染予防ネットワーク が第30回をもって閉会・休会となるそうです。
. . . 本文を読む
感染症の対策は、初期の探知、アセスメント、対策のあとに、積極的な情報収集(症例探索)をし、基礎や臨床からの新たな知見を踏まえて対策の適正化をはかります。
ECDCが26日にMERS-CoVのリスクセスメントの改訂をしました。
中国のインフルエンザH7N9のときもそうですが、最初は入院症例や重症例サーベイから始まるので、致死率が高くでます。
初期から比べると数字で半分に。
無症候の感染者も把握 . . . 本文を読む
日本ではなぜか子宮の話オンリーになるHPVワクチン。
<8/23ニュースを追記>
8月23日 カナダのワクチンは州ごとにスケジュール等もちがうのですが、ケベック州はガーダシルについて2回でよいとの方針に切り替えました。
Quebec reduces HPV vaccine doses, only two shots now needed
ケベック州のHPVワクチンのページはこちら
日本語の解説 . . . 本文を読む
青木編集長、ときどき感染症等の臨床関連の書籍の書評を書くよう依頼を受けることがあります。
熱い思いを秘めた超ご多忙な先生方が、あたため、育て、睡眠時間等をけずって仕上げていったプロセスを知るがゆえ、
献本していただいた作品は最初から最後まで、時に引用文献を確認しながら読んで書くことをミッションとしています。
マーカーと付箋を片手に、一番最初の読者や生徒として学べる幸せもあり、ご指名に感謝すると . . . 本文を読む