オーストラリアのクイーンズランド大学に留学された林先生から災害体験とワクチンのお話を教えていただきました。
ブリスベーンはオーストラリア第3の都市。ここでは2011年1月(南半球なので夏)に、大洪水がおきました。
当時の写真はこちら
このときは林先生のご自宅も被災。10日間は自宅に戻れなかったそうです。
(小さなお子さんもいらして大変だったと思います)
そして、洪水の数日後に、ご近所のGP . . . 本文を読む
より安全で、回数が少なく、有効で、効果が持続し、なるべく痛みを伴わないワクチンの開発が期待されています。
B型肝炎はすでに世界で普及しているワクチンではありますが、このような視点であらたなワクチン開発も行われています。
その1つがDynavax Inc.のHeplisavです。
しかし、今月のFDAの諮問委員会で、安全性について、さらに大きなサンプルでの検討が必要だという意見が出ています。
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「自然」というキーワードは、素敵なイメージでもあり、とても怖くもあり。
自然災害の多い日本では、経験から学んで、次なる災害への備えが行われてきました。
2011年3月の東日本大震災時の感染症の話題として「破傷風」がありました。これはワクチンで予防できる病気です。
Tetanus Prevention After a Disaster(米国CDC)
Immunizations After a . . . 本文を読む
日程だけでも早く教えてください(他のスケジュール調整のため)というお問い合わせが多いため、1stアナウンスです。
まずはファイザー主催の薬剤師のためのベッドサイドティーチング
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【薬剤師BST】 本会場:ベルサール飯田橋 ※約1ヶ月後に、各地でDVD視聴会を予定
対象:病棟薬剤師として、チーム医療、カンファレンス等 . . . 本文を読む
皆様。お肉に「いちぼ」という部位があるのご存じでしょうか?
編集長、昨日初めてその語源・由来を知りました。
実は牛のおしり、というか骨盤の部分かな・・H Boneという骨があるらしいのです。
このH Bone≒えいちぼーん がやがて「いちぼ」という言葉になったらしいです。
先日、美味しい肉を頂きながら学びました。
(写真:京都牛のH bone由来のお肉)
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編集長、ICAACのDVD速報(遅すぎる!!)第二弾。
ICAAC lectureから。Lawrence Corey先生でした。Fred Hutchinson Cancer Research Centerのボス。
ひょんなことから毎年、同じ会場でお食事などさせて頂いておりましたが、何となく怖い感じがしてあまり話しかけたりしませんでした。しかし、今回、ICAAC Lecture(Opening . . . 本文を読む
編集長、ぼちぼちと2012年度のICAACのDVD見始めています。
登場したのが、地味な世界・・といった印象の強いMicroの学会にしては非常に異彩を放つ発表。
それはSocial Networkを利用した集団発生の認知と感染症の広がりをReal timeで把握しようという試みでした。
Outbreakからその発見までの平均時間。
1996年:167日
2010年:20日
こういった時間 . . . 本文を読む
※腫瘍内科の先生のブログ記事を加筆しました
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多剤耐性菌やワクチンの報道で「?????』な点について指摘をしてきましたが、最近NHKで放送された癌の治療ワクチンについても、報道の在り方としてどうなんだという事が話題になっていました。
話題を紹介します。
卵巣がん患者会スマイリーのHPから(個人的見解、として掲載。NHKに伝えるそうです)
「2012年11月1 . . . 本文を読む
XDRは three extensively drug-resistantで、セフトリアキソン高度耐性、ということで、Japanという言葉が並ぶ報告があるわけです。
各国・専門家が警戒しているセフトリアキソンも効かない淋菌感染症の拡大。
米国CDCの淋菌感染症のページ。2012年8月に治療情報の更新がありました。
10日に「Update to CDC’s 2010 Sexually Tran . . . 本文を読む
感染症のアウトブレイクの定義には、想定以上の増加、あるいはそれまでとは違う層へも拡大、などの視点があり、おこるはずのない
感染症が発生した場合は1例でもアウトブレイクといいます。
オランダの病院での「アウトブレイク」は疫学的リンクのある症例が2例いたら、とダーハさんのお話でした。
この時期のアウトブレイクニュースをみると、ノロノロノロノロノロノロノロノロ、ときどきちがうもの、ノロノロノロノロノ . . . 本文を読む