今年を表す単語を1つ選ぶならば間違い「コロナ」でしょうか? それでは対峙した医療従事者の代表を選ぶなら「ファウチ」かな・・(笑)米国では今年、感染症をSubspecialtyに選ぶ医師が急増して「Fauci effect」と呼ばれているらしいです。大変なCOVID-19の最前線を見ながら感染症に進む若者に大いなる期待を寄せる編集長であります。そのファウチ先生が率いるNIAIDが今年の科学的発見のト . . . 本文を読む
晦日に「グラム染色をする循環器医師」から今年も報告を頂きました。諸処の理由で本日はメイルの文章のみを紹介。青木 眞先生今年もお世話になりました。COVID-19で周囲の先生方がお忙しくお仕事をなさっており、心配です診療所では、COVID-19はもちろんですが通常業務は必要で、健診、予防接種、健康相談学校医、がん検診、AASの仕事などこなしていますがそれでも、例年より患者数は25%減です例年、先生に . . . 本文を読む
順天堂大学医学部 総合診療科学講座 内藤教授の御依頼で掲載致します。「性感染症啓蒙用のiPhoneアプリ」です。https://sti-omoiyari.jp編集長は下記の連鎖を心配しています。梅毒増加⇒ 性感染症増加 / HIV感染症増加⇒ 結核増加世界的にもコロナ禍の背景で結核、マラリア、HIV感染症の問題、更に耐性菌や重要抗菌薬の不足・安定供給の問題が進行中です。 . . . 本文を読む
12/25のクリスマスも静かに終わろうとしています。この1年はコロナに仕事もプライベートも大きな影響を受けた方が多かったのではないでしょうか。困難な時間も多かった、なぜこんな目に、、、といったこともいろいろありました。でも、身近に見守ってくれる人、あるいは組織の外で声をかけ励ましあえるひとたちもいました。気づく余裕がないところで、静かに見守ったり応援をしていてくれ人たちもいたのだと思います。この記 . . . 本文を読む
Twitterをみていたら、編集長と素敵な仲間たちによる「第4版」が山積みの写真!研修医のみなさんに配ってくださる山本先生 ありがとうございます❤️。山本先生"この本の初版は2000年で私は2002年卒ですが,我々世代はこの本に出会って感染症医を目指した者が少なくありません。そして今,その者達が全国各地の拠点でコロナの最前線で頑張っています。
この本がなかったら今頃どうなっていたのだろ . . . 本文を読む
mRNAによるワクチンというScienceをHungaryの学生時代から研究していたKatalin Kariko氏はやがて共産主義から逃れるべく米国に移住しPhiladelphiaの大学に就職。しかしすぐには成果が出ず大学の職を追われたが最終的にはBioNTech RNA Pharmaceuticalsに就職します。Katalin Kariko, the scientist behind the . . . 本文を読む
第8回若セミ ジェネラリストに知っていてほしいがんの基礎知識 Q&A以下をご覧下さい。//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////1. 質問者 : 医師 内科 50代質問内容 : がん検診には画像診断をすることがあります。MMG、胸 . . . 本文を読む
「インフルエンザワクチンの効きがイマイチ」という悩みの原因はインフルエンザウイルスの変異が原因でした。その長年の悩みを解決すべく変異に影響を受けない(鳥インフルエンザも含む全てのインフルエンザウイルスに有効な)universal influenza virus vaccineの研究が長年行われてきました。米国感染症学会IDSAでも必ず、そのSessionが持たれるほど。それが遂に実現に更に近づきP . . . 本文を読む
今週の若セミは総合診療と癌。講師は言わずと知れた勝俣先生です。更に今年度からテーマ・領域により薬剤師の先生にも御参加頂きます。スライドをReview致しましたが、前回の呼吸器に優とも劣らない素晴らしい内容・・編集長演題:ジェネラリストに知っていてほしいがんの基礎知識講師:勝俣 範之 先生 日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科 教授薬剤師コメンテーター:森 玄 先生 練馬光が丘病院 薬剤室Q& . . . 本文を読む
クラスター対策に入った感染症専門医が見たもの、それは使用済みのカルバペネムの容器の山・・病歴も身体所見もグラム染色、どれもままならない現場が一応、・細菌感染症であった場合にそなえて・起炎菌が何であっても大丈夫なように・訴訟になっても「適切な抗菌薬を使用した」と主張するためになのかな・・MMWRからも警告が・・Increase in Hospital-Acquired Carbapenem-Resi . . . 本文を読む