感染症診療の原則

研修医&指導医、感染症loveコメディカルのための感染症情報交差点
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救急の話題 2ケ

2018-06-30 | 青木語録
話題#1:改善した蘇生CPR 心停止(EKG flat) → 蘇生後、患者が覚醒し会話を始める。 蘇生を中止すると患者は意識・呼吸・循環を失う。 → EKG flat 蘇生再開後、患者が覚醒し会話を始める。しかしEKG flatのまま 超音波で手術の出来ない解離性大動脈瘤の破裂確認 蘇生を諦める。 簡単にいうと「全く循環ゼロの状態で、蘇生のみで患者が覚醒し会話できるほどに蘇生が進歩した」 す . . . 本文を読む

全国行脚の旅

2018-06-25 | 青木語録
「合法的に高齢者の仲間入り・・」と自慢していた編集長ですが、どっこい写真の相手は後期高齢者の仲間入りを大分前に終えていました・・!! お陰様で、「那覇→宮古島→名古屋」の旅を終えて昨日、帰宅。 これから日帰りで盛岡だ・・ . . . 本文を読む

短期 沖縄の旅 #2

2018-06-22 | 青木語録
長旅が続く編集長、さすがに最近はばて気味・・それを案じた椎木先生は癒やしの時間を与えて下さいました。 その名も「M studio」 隠れ家的な外人住宅の癒し空間でPersonal care &ballet training という事で詳細は以下をご覧下さい。 https://mstudio.on.omisenomikata.jp 編集長、すっかりリラックス。 . . . 本文を読む

短期 沖縄の旅

2018-06-21 | 青木語録
沖縄、そして沖縄県立中部病院は編集長の医師としての原点。 定期的に伺い、喜舎場師匠の弟子達からエキスを吸い取る必要があります。 現在もエキスを吸引中で、昨夜も喜舎場門下と素敵なレストランで夕食を頂きました。 椎木先生、成田先生、高山先生、高倉先生・・お忙しい中、ありがとうございました! さあ、これから講演の用意。今日は耐性グラム陽性、陰性菌の話し・・ . . . 本文を読む

若セミ第2回 山中先生のQ&A

2018-06-19 | Aoki Office
若セミ第2回 山中先生のQ&A 質問者 : 医師 内科 50代 質問内容 : 大きい病院にいくと、長ーい問診用紙の記入をさせられます。こんなにたくさん書いた後に、診察に入ってどうされましたと聞いても、さっき書きましたよねとなりそうです。先生のご施設では、問診票はどういう取扱いにしていますか。私の診療所では、付箋に主訴を書くのみで、これは少なすぎるかもしれませんが・・・。 【回答】 諏訪中央病院 . . . 本文を読む

抗菌薬適正使用プログラムASPの目標設定と、介入及び効果判定の方法を知る!

2018-06-16 | Aoki Office
EBIC(Evidence-based Infection Control)研究会でASPのセミナを行います。 日時: 6/23(土)の14:00〜17:00 場所: 東京の広尾(日本赤十字看護大学) テーマ: 「抗菌薬適正使用プログラムASPの目標設定と、介入及び効果判定の方法を知る!」 主宰: EBIC(Evidence-based Infection Control)研究会 講師: . . . 本文を読む

若手医師セミナー2018 第2弾 山中 克郎 先生 明日!!

2018-06-14 | Aoki Office
明日ですので、再掲します。 若手医師セミナー2018 第2弾 日時 2018年6月15日(金) 場所 ご自宅から、医局から、どこでも若手医師セミナーが受講できます。 演題 キーワードから鑑別診断を展開する 講師 諏訪中央病院総合内科 院長補佐 山中 克郎 先生 QAサポートドクター 小松孝行先生(順天堂練馬病院) 今度、編集長も仲間と諏訪中央病院に伺うつもりです!! http:// . . . 本文を読む

細菌検査を外注しない病院 その2

2018-06-13 | 青木語録
細菌検査を外注しない病院 の立役者、田村先生からの投稿です。 ここ最近の話題は地味ですが細菌検査室が稼動したことでした。 da VinciやPETみたいに派手な物ではありませんが、確実に患者さんの治療に貢献出来る投資になったと思います。 「細菌検査室が院内にあったらいいな〜」と思い始めて気付いたら10年が経過していました。金銭的な問題、人員的な問題など多々障壁がありましたが、実際に稼動し始めると . . . 本文を読む

細菌検査を外注しない病院

2018-06-12 | 青木語録
今日の早朝カンファレンスは臓器診断は最初のスライドで詰める事が出来たのですが、微生物名に関する詰めが甘く、旅の疲れを言い訳にしたいが感染症コンサルタントとして猛反省でした。さて症例は透析患者における血培陰性が続くIEでしたが、この血培陰性が曲者でした。何度提出しても陰性、10回弱くらい提出したものがすべて陰性、主治医は既往にある肺NTM感染症を考えてNTMによるIEさえ考える事態に・・ しかし田 . . . 本文を読む