本年6月28日午前10時過ぎ、名護市安和桟橋の出口付近で、辺野古新基地建設の埋立用土砂を搬送するダンプトラックが作業ヤードを出て左折した際、抗議中の市民と警備員さんを巻き込んだ痛ましい死傷事故が発生しました。 亡くなられた警備員さんのご冥福をお祈りし、ご遺族の方に心よりお悔やみを申し上げます。 また、重傷を負った市民の方が一日も早く回復されるよう心よりお祈り申し上げます。 私たちは、今回の事故の後、弁護士3名の立会による現地調査や、被害者・目撃者・関係者への再三の聞き取り等を続けてきました。本日、私たちが現時点で確認できた事故の経過を説明するとともに、沖縄防衛局に対して、今後、このような痛ましい事故を二度と起こさせないために、下記のとおり要請します。 第1.事故の背景 2018年12月以来、辺野古埋立土砂の海上搬送が行われている名護市・安和桟橋は、交通量の多い国道449号に面している。市民