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コロナ禍で防衛大学校に起きたこと 等松教授は日本の内外で活躍する政治外交史・戦争史の研究者であり、軍事史研究の泰斗、H・P・ウィルモットの著作の翻訳者としても知られる。そして14年にわたって防衛大学校と自衛隊の諸学校で教鞭をとってきた教育者でもある。 幹部自衛官育成の内情に危機感を持つ教授は「内側からの声だけで改革への道を拓くには限界がある」と痛感し、長年にわたる組織の歪みを指摘した論考を執筆したと語る。 編集部(以下、――) 論考を拝読しました。教授の論点は多岐にわたりますが、昨年3月に卒業した479人の学生のうち任官辞退者(部隊への着任を拒んで、自衛隊を退職した者)が、72人にも上ったという数字は、衝撃的でした。【1】 等松(以下、略):衝撃的なのは、任官辞退者の数だけではありません。卒業した者だけではなく、昨年4月に入学した488人の学生(1年)のうち、約2割にあたる100人近い学生
陸上自衛隊の28歳の男が千葉県内のマンションでメリケンサックをはめた拳で女性(40)を殴って部屋に押し入り、現金約110万円を奪ったとして逮捕されました。 陸上自衛隊の習志野駐屯地所属の古屋聡一朗容疑者は去年11月14日午後1時ごろ、千葉県四街道市にあるマンションの一室に侵入し、住人の女性の顔面を殴って現金約110万円を奪った疑いが持たれています。 女性は頭を打撲するなどのけがです。 警察によりますと、古屋容疑者はインターホンを鳴らすと、応対した女性の顔面をメリケンサックをはめた拳で殴って中に押し入ったということです。 防犯カメラの捜査などから古屋容疑者が浮上したということです。 取り調べに対し、容疑を否認しています。 女性は古屋容疑者とは面識はないということで、警察は詳しい経緯などを調べています。
東京パラリンピックの開会日に航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が3色のカラースモークを不適正に噴射した問題で、空自は19日、入間基地(埼玉県)周辺でカラースモークの染料の粒子が付着したと確認できた車両については、所有者に損害を賠償する考えを明らかにした。染料の粒子が付着した可能性が「極めて高い」と判断した。対象の台数や金額は精査するとしている。 空自によると、何らかの粒子(最大0・5ミリ程度)が車両に付着したとの問い合わせは少なくとも約1100台分に及ぶ。このうち一部の粒子の成分を分析したところ、いずれも微量で、スモークの染料と断定できなかった。ただ、飛行ルートやスモークの拡散予測などから、スモークの染料である可能性が極めて高いと判断した。それぞれの車両について、粒子の付着状況を個別に精査していく。
講談社ビーシーは2019年7月22日、子ども向けの乗り物図鑑「はたらくくるま」シリーズの一部で、今後「増刷を行わない」と発表。ネット上で注目を集めています。 増刷中止が決まった「はじめてのはたらくくるま 英語つき」 増刷中止が決定したのは「はじめてのはたらくくるま 英語つき」。2018年11月に発行され、3歳から6歳の未就学児童を対象とした「知育図鑑」として販売されてきました。 しかし、その内容に「『くるま』というカテゴリーに入らない乗り物、武器としての意味合いが強い乗り物が掲載されている」と読者から指摘があり、これを受けて検討を重ねた結果「『知育図鑑』として適切な表現や情報ではない箇所があった」として、増刷中止を決めたそうです。 【関連記事】書籍内に掲載された10式戦車(写真:長浜和也) 不適切と指摘されたのは20ページから25ページに掲載された内容。「自衛隊」の乗り物を特集したもので、
青森県沖で最新鋭のF35戦闘機が墜落した事故の原因について、航空自衛隊はパイロットが機体の姿勢を正しく認識できない状態に陥り、急降下していることに気付かなかった可能性が高いとする見解をまとめました。機体の不具合の可能性は極めて低いとして、航空自衛隊はF35の飛行再開を検討しています。 それによりますと、当時、一緒に訓練していた同型機に残された記録などから事故機の航跡を分析した結果、墜落直前の30秒余りの間に9000メートル以上の高度から、時速1000キロ前後の高速で一気に急降下していたことがわかりました。 この間、パイロットは急降下から回復しようとせず、緊急脱出を行った形跡も確認されなかったということです。 またパイロットはこの時、「訓練を中止する」とほかの機体に伝えていましたが、異常を知らせる交信はなかったことから、次の訓練メニューに移るための合図だったとみられるとしています。 こうした
航空自衛隊築城基地(福岡県築上町など)で25日に開かれる航空祭に、築上町のマスコットキャラクターと基地に所属する第6飛行隊のスローガン「見敵必殺(けんてきひっさつ)」を尾翼に描いたF2戦闘機が登場する。築城基地は「『見敵必殺』の言葉は基地内で親しまれている」としているが、住民からは「時代錯誤も甚だしく、町のシンボルマークとはなじまない」などの声が相次いでいる。同町議会は、19日の基地対策特別委員会で対応を協議することを決めた。 築城基地によると、基地所属の第6飛行隊が来年、創設60周年を迎えることから、築上町のマスコットキャラクター「築上(きずきのぼる)」と、スローガンをF2戦闘機に描いた。「見敵必殺」は旧日本海軍時代から使われている言葉で、「敵を見たら必ず殺す」という意味とされる。ただ、第6飛行隊は「現有戦力を最大発揮して、必ず敵を倒すという至上命令を端的に表した言葉」などとしており、創
どうしても食料と水が不足してしまう被災地にて、食料を持って救助に駆けつけた自衛隊員は被災者に温かいご飯をつくって配る。だが、被災者によると自衛隊員たちがご飯を食べているところを一度も見たことがないという…。 一体、自衛隊の人たちは現地にてどこで何を食べているのか?厳しい規則があるようで、子供からの差し入れも受け取らなかった。 言うまでもなく自衛隊員たちも人間なのだから何かを食べないと活動できない。ただ、現地でつくった温かいご飯は全て被災者に配ってしまい、当の本人たちの分は全く残らないという。 この疑問について、これまでメディアに取り上げられなかった真実が、4/19に明かされ周囲がどよめいた。そんなことをしていたのか! 急いで現場に駆けつけた隊員はすぐにご飯をつくる準備を始め、大きな調理器具を使って数百人単位の調理に集中する。そして長蛇の列を長い時間をかけてさばいてから車に戻り、持参した缶詰
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