ことしのノーベル経済学賞に、アメリカのマサチューセッツ工科大学のダロン・アセモグル教授など3人の研究者が選ばれました。 受賞が決まったのは、 マサチューセッツ工科大学のダロン・アセモグル教授とサイモン・ジョンソン教授、それにシカゴ大学のジェームズ・ロビンソン教授の3人です。 授賞理由は「制度がどのように形成され、国家の繁栄に影響を与えるかの研究」です。 王立科学アカデミーは、3人がヨーロッパの植民地で導入されたさまざまな政治・経済制度を検証し、国家間の繁栄に大きな差があることについて、社会制度の根強い違いが1つの重要な原因になることを明らかにしたとしています。 アセモグル氏とロビンソン氏は、共同で執筆した「国家はなぜ衰退するのか」の著作でも知られていて、この中でも繁栄する豊かな国と貧しい国との違いには、政治的な制度が関係していると指摘しています。 王立科学アカデミーは「受賞者たちの研究は、
【ストックホルム共同】スウェーデンの王立科学アカデミーは11日、2021年のノーベル経済学賞を、米カリフォルニア大バークリー校のデービッド・カード教授ら3人に授与すると発表した。最低賃金などに関する研究成果が評価された。 カード氏は「自然実験」と呼ばれる手法で労働市場を分析した。1990年初頭の研究で、最低賃金の上昇が必ずしも雇用の減少につながらないことを明らかにした。 他の2人は米マサチューセッツ工科大のヨシュア・アングリスト教授と米スタンフォード大のグイド・インベンス教授。 授賞式は12月10日、コロナ禍を考慮し、昨年に続きオンラインで開かれる。
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