苫小牧駒沢大の経営移管で提訴=在学生「住職資格得られず」-東京地裁 苫小牧駒沢大の経営移管差し止めを求めて提訴した学生の保護者で、住職の成沢広仁さん(中央)ら=10日午後、東京・霞が関 苫小牧駒沢大学(北海道)の経営が別の学校法人に移管されれば住職の資格が取得できなくなるとして、同大の男子学生8人が10日、国や大学を運営する学校法人駒沢大学(東京都)などを相手に、移管の認可差し止めや損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。 訴状などによると、駒沢大学の須川法昭理事長らは1月の理事会で、学生数の減少を理由に苫小牧駒沢大の設置者を2018年4月から学校法人京都育英館(京都市)に変更すると決定。文部科学省に認可を申請した。 学生側は、仏教系ではない京都育英館に移管されると、住職資格が取得できなくなると主張。保護者に対する説明会は一切開かれていないという。 提訴した学生の保護者で、釧路町の