2012年9月3日 『暴れる精神障害患者に鎮静剤投与は違法』 まず警察へ!! 『暴れる人はまず警察通報を』にも書いた通りであるが、下記事例の場合、相手が刃物を持っていたわけで、その状況で医師に診察を依頼するほうの感覚がおかしいし、それを受けてのこのこと往診に出向いた医師にも責任はある。 『暴れる精神障害患者に鎮静剤投与は違法』 「問診が不足」「注射なしでも搬送できた」と医師敗訴 暴れていて会話が成り立たない精神障害患者に対し、医師は病院に送るために押さえ付けて精神安定剤を投与しました。裁判所は、注射をせずとも搬送できたとして、医師の注射を違法であると認定しました。 <事件の概要> 1998年2月、町議会の議員であった男性Aは、町長に対して、52歳の妻から暴力をふるわれたことを話した。町長は、以前にも腹部を刺されたなどの話を聞いていたことから、町の「しあわせ課」に相談したらどうかと
インターネットの結婚紹介サイトで知り合った男性3人を相次いで練炭自殺に見せかけて殺害したした罪に問われていた木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判で、さいたま地方裁判所は3月13日、死刑を言い渡した。木嶋被告は一貫して無罪を主張。弁護側は3人の男性の殺害したとする直接的な証拠はないことから「不確かなことで処罰することは許されない」と主張していた。 元東京大学教授の上野千鶴子氏はツイッターで「木嶋佳苗裁判。心証はかぎりなくクロでも、本人が否認し、状況証拠しかないのに有罪となるなら、日本は法治国家ではない。小沢が無罪なら、木嶋も無罪だ。」(参照)という感想を述べていた。同様の印象を持つ人も少なくないようだった。この件をもって日本は法治国家ではないのだろうか。あるいは、状況証拠しかない場合は有罪にできないのだろうか。 今回の地裁判決についての私が最初に思ったことは、100日間にわたる審理に取り組んだ裁
1956年生まれ。テレビディレクター、映画監督、作家。ドキュメンタリー映画『A』『A2』で大きな評価を受ける。著書に『東京番外地』など多数。 森達也 リアル共同幻想論 テレビディレクター、映画監督、作家として活躍中の森達也氏による社会派コラム。社会問題から時事テーマまで、独自の視点で鋭く斬る! バックナンバー一覧 勝間和代の対談番組に 出演したときのこと この原稿を書く数日前、勝間和代がホスト役を務める対談番組「デキビジ」に出演した。テーマは死刑制度。事前に打ち合わせはまったくなかったけれど、勝間は自分が死刑廃止論者であることを、とても率直な言い回しで僕に語った。言葉を選んだり言い淀んだりする気配はまったくない。風当たりは厳しいですよと僕は言った。 でも勝間はひるまない。僕の余計なアドバイスを聞き流しながら、なぜこの国は死刑を廃止できないのでしょうと何度も訊ねてきたけれど、うまく答えること
印刷 結婚していない男女の子(婚外子=非嫡出〈ひちゃくしゅつ〉子)の相続分を、結婚している夫婦間の子(嫡出子)の半分とする民法の規定をめぐり、大阪高裁が「法の下の平等」などを定めた憲法に違反するとして、婚外子に同等の相続を認める決定をしていたことがわかった。 最高裁は1995年、婚外子をめぐる相続差別規定を「合憲」と判断。弁護団は「高裁でこの規定をめぐる違憲判断が出たのは95年以降、初めて」としている。 決定は8月24日付。嫡出子ら相手側は特別抗告せず確定している。 違憲判断が出たのは、08年末に亡くなった大阪府の男性の遺産分割をめぐる裁判。婚外子1人と嫡出子3人の配分が争点となった。大阪家裁は民法の規定を合憲として相続分を決定、婚外子側が抗告していた。 決定理由で赤西芳文裁判長は、95年の最高裁決定以後、家族生活や親子関係の実態は変化し、国民の意識も多様化していると指摘した。さ
<おおさか発・プラスアルファ> ◇極刑、遺族にも重圧 「極刑を主張するのは苦しかった」。広島市で05年、小学1年の木下あいりちゃん(当時7歳)が殺害された事件で、父親の建一さん(43)は裁判が全て終わった後に胸の内を明かした。裁判員裁判の時代、選ばれた国民は「死刑」に向き合わなければならない。その是非を論じるとき、遺族が負わされた「重圧」を知ってほしいと思う。 ■許せないけれど 建一さんは今、数千枚に及ぶ娘の写真を整理しようと決めている。殺人と強制わいせつ致死などの罪に問われたペルー国籍のホセ・マヌエル・トレス・ヤギ受刑者(38)の無期懲役判決が確定してから5カ月余り。広島地検からは、証拠品として保管されていた赤いランドセルや制服などの遺品も返ってきた。 建一さんが心残りに思うことがある。「ランドセルを背負った写真を撮っていなかったんです」。最愛の娘と、このような別れ方をしようとは想像でき
郵便不正事件で主任検事が証拠として押収したフロッピーディスク(FD)を改ざんした疑惑は、刑事裁判にたずさわる法曹関係者らも、重大に受け止めている。 元最高検検事の土本武司・筑波大名誉教授(刑法)は「事件の真相解明を目指す捜査機関が捜査資料に手を加えることは前代未聞で、信じられない思いだ」と話す。 土本氏によると、検察は、押収した資料について名刺1枚に至るまでリストを作り、厳格に検察庁内の倉庫などで管理しているという。検事の取り調べに証拠品が必要な場合は、検察事務官が帳簿に持ち出しや返却の記録を残す。「だが、今回のようにフロッピーディスクの中身を書き換えられるようなことが起きたのであれば、点検のしようがない。想定外の事態で、ルール以前の問題だ」と述べた。 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は「捜査における証拠品の重要さへの認識が全く欠如している。捜査の基本ができていないと言わざるを得
(英エコノミスト誌 2010年7月24日号) 米国はあまりに多くの人を刑務所に閉じ込めている。中には、本来犯罪と見なすべきでない行為のせいで収監されている人もいる。 2000年に、4人の米国人がロブスターテイルを段ボール箱ではなくポリ袋に入れて輸入したとして訴えられた。これはホンジュラスの規則に違反する行為だったが、ホンジュラス本国でもこの規則はもはや強制執行されていない。4人は、米国人が狩漁に際して国外の規則に違反することを禁じるレイシー法に抵触したのだった。 レイシー法の本来の意図は、米国人が例えばケニヤでゾウの密猟をしないようにすることにあった。ところがこの法律が、米国人は野生動物に関する地球上のあらゆるつまらない規則を堅持すべきであるという意味に解釈された。 ロブスターを輸入した米国人は、自分たちが違法行為を犯しているとは思ってもいなかった。しかし、4人のうち3人に8年の懲役刑が言
これ昨日のNHK7で見て、お茶吹きそうになった。 これは司法に出せばそういう結果になる以上はない。ただ、これは司法に出さなければ、そのコミュニティのなかで対処もできる。空知太神社みたいなものは全国にごまんとある。まあ、漸進的になくしていくというもよいし司法判断は指針にはなるが、地域で馬鹿騒ぎを起こすネタにするかよ、大人が。 結婚式はキリスト教で葬式は仏教、正月には神社に参拝する。それが多くの日本人の宗教観だろう。 宗教施設には歴史的、文化的に価値があるものもある。観光資源であったり、鎮守の森が環境保全に役立っていたりもする。 最高裁が判断にあたって、「宗教施設の性格や一般人の評価を考慮して、社会通念に照らして総合的に判断すべきだ」という考え方を示したのには、そんな背景がある。 暮らしの中で日ごろ不思議とは思わないことにも、憲法が定める大事な原則が宿らなければいけない。そのことを考えさせる判
ようこそゲストさん ブログトップ 記事一覧 ログイン無料ブログ開設 NOW HERE メルマガ登録・解除 静岡銀幕週報 登録 解除 読者登録規約 >> バックナンバーpowered by まぐまぐ! にほんブログ村
25日正午ごろ、横浜地裁小田原支部で開かれた殺人、死体遺棄事件の論告求刑公判の終了後、被害者参加制度に基づき出廷した被害者の20代の長男が、無職、永田英蔵被告(71)に殴りかかろうとするトラブルがあった。長男は廷吏らに取り押さえられ、けが人はいなかった。 公判は午前10時から始まり、検察側が「犯行は計画的で悪質」などとして懲役12年を求刑。長男が意見陳述するなどした。 被告が、山田和則裁判長に促されて閉廷直前に「刑に服します」と述べるなどした後、長男は「なぜ謝らないのか」と言って被告に殴りかかろうとした。 論告などによると、永田被告は昨年12月8日、小田原市の海岸で、交際していた無職、片川美津子さん=当時(54)=の首をひもで絞めて殺害、砂浜に埋めたとしている。
被害者の精神症状が理解できる? 「裁判員が“にわか精神科医”になると怖い」と不安を募らせる裁判官 ジャンル : ニュース テーマ : 社会問題 blogについての説明 まだ、「これまでの経過」や「6/4最高裁・法務省との被害者・支援者側との意見交換会」について、まとめきれていない、書けてないので、初めてこのblogのことを知られた方にはわかりにくかったと思うのですが、 やはり、性犯罪は裁判員制度の対象外にするしかない、という結論に達し、そのために、被害者当事者からの情報発信の必要性を感じ、このblogをたちあげました。 また、被害に遭われた方へのメッセージも伝えたいと思い、「あなたは悪くない」というタイトルにしました。長い時間がたった私でも、今でも、何度でも、言ってほしい言葉なのです。 わたしに起きたことは、もう、どうにもなりません。それを認めるのは、とても悲しく、惨めでさえありました。そ
堀江貴文オフィシャルブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」 一般的には、ホリエモンとか堀江とか呼ばれています。コメントはリアルタイムには反映されません。私にコンタクトを取りたいときは、info@takapon-jp.comへメールでご相談ください。 [刑事事件]県警、関係者『無罪判決ではない』 落合弁護士ブログより。DNA鑑定が決め手になって無期懲役が確定したんだろうが、これが死刑判決だったら悲惨だよな。悲惨だよ。ああ、悲惨。怪しいといつ、自分が運悪く疑われるかもしれない。しかも真犯人を逃しているわけだ。こういうケースの場合。 私の裁判のときもそうだったけど、学者の学説が驚くほど弁護側と検察側で違っていたりする。マスコミにも流されやすかったりとか。そういう微妙なところで有罪実刑。やっぱり日本の刑事司法は「疑わしきは罰せず」の原則に立ち戻るべきである。 「刑事怖くて…」自白 可視化要請
店のご飯を無断で食べたなどとして、牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショー(本社・東京都港区)が、残業代不払いで同社を刑事告訴した仙台市の女性店員(41)を、窃盗などの疑いで仙台地検に刑事告訴していたことが分かった。地検はすでに店員を不起訴としており、店員側は「こんな手段で威嚇、報復するのは許されない」と反発している。 店員側の弁護士らによると、ゼンショーは、商品用のご飯どんぶり5杯分を無断で食べたとする窃盗などの疑いで、店員を告訴した。店の監視カメラの映像が証拠だとしている。 店員は「ご飯に洗浄用ブラシの毛が入ったため商品に使わず、まかない用のおにぎりにした」などと反論。地検は今年3月、嫌疑不十分で店員を不起訴とした。 ゼンショー広報室は告訴の事実を認めたうえで、「正式な法手続きで進めたことであり、コメントは差し控えたい」としている。 店員は昨年4月、仲間2人と、残業代の割増賃
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く