北朝鮮の2回目となるICBMと見られる弾道ミサイルの発射について、アメリカ政府の当局者は1日、ミサイルの落下の数分前に民間の旅客機が付近の上空を通過していたことを明らかにしました。 また、旅客機が発信する情報をもとに飛行コースをインターネットで公開している「フライトレーダー24」によりますと、エールフランス便はミサイルが日本海に落下したと見られる時間の前後、高度3万フィート、およそ9100メートルとほぼ一定の高度を保ちながら、北海道の西の沖合をまっすぐ北に向かって飛行していました。 これに関連して、国防総省のデービス報道部長は先月31日、「なんら告知もなくこのようなミサイルを発射することにより、航空機、船舶、そして宇宙船が危険にさらされている」と述べ、民間の航空機や船舶への危険性を指摘していました。 これについて、エールフランスはコメントを発表し「北朝鮮のミサイル実験の空域はエールフランス