北朝鮮の国営メディアは、アメリカの圧力に同調して制裁を強めようとする中国を念頭に、「破局的な結果も覚悟すべきだ」と警告する異例の論評を出した。 朝鮮中央通信は22日の論評で、「周辺国が我々を公に脅している」として、名指しは避けつつも石炭の輸入停止など制裁を強めようとする中国を批判した。その上で、「制裁に執着するなら、我々との関係に及ぼす破局的な結果も覚悟すべきだ」と警告。北朝鮮が、結びつきの強い中国を批判的に伝えるのは異例で、アメリカの圧力に同調する中国の姿勢に不満を募らせているものとみられる。 一方、アメリカの北朝鮮研究機関は19日に、北朝鮮北東部・豊渓里の核実験場を撮影した衛星写真を新たに公開した。3日前の写真ではバレーボールをする人たちの姿が確認できたとしていたが、新しい写真では人影は見られないとしている。また核実験場付近では、新たにトレーラーなどが確認できるという。 研究機関は、待