今度は“参政党潰し” 「これは極右と闘う報道の始まりだ。共に闘っていこう」―。威勢のいい闘争宣言である。新聞労連(日本新聞労働組合連合)の第146回定期大会に登壇した神奈川新聞の石橋学記者の言だ。参政党が22日に東京・永田町の国会内で開いた記者会見に出席を拒まれたことを非難し、「(参政)党の横暴さや危険性がより明らかになった」と訴え、同大会は参政党に抗議する特別決議を採択した(同紙24日、新聞労連25日=いずれもホームページ)。新聞労連はかつてスパイ防止法粉砕決議(1985年、第35回定期大会)を発するなど“安保潰(つぶ)し”に躍ってきたが、今度は“参政党潰し”のようだ。 参政党によると、記者会見の出席を拒んだのは「(石橋氏が)選挙期間中、『しばき隊』と呼ばれる団体と行動を共にし、本党の街頭演説で大声による誹謗中傷などの妨害行為に関与していたことが確認」されているからだという(同党ホームペ
