クール部隊…やっぱりやめた!日本郵便との協業にともない、ヤマト運輸に従事する非正規社員およそ2万8000人の契約終了が昨年6月に発表されて以降、集英社オンラインは過去8回にわたって現場で働く人々の混乱ぶりを報じてきた。 そのなかで明らかになったのが、昨年からヤマト運輸が推し進めてきた「分業制」だ。 もともと現場のドライバーは「SD」(セールスドライバー)と呼ばれ、集荷や配達のほかに営業も行なうのが基本だった。 ところが、現場ドライバーの利益効率化を目指して、昨年から港区・品川区・千代田区・新宿区・江東区などで新たにクール便専門の「CD」(クールドライバー)をスタート。 すべてのドライバーを対象に「説明会」を開いてメンバーを指名し、「クール部隊」と呼ばれる組織を立ち上げたのだ。 しかし、これに現場ドライバーからは批判が殺到。集英社オンラインの過去記事(#4、#6)のなかには現役のCDも証言し