日本と韓国の民間団体による共同世論調査で、相手国の印象について「良い」と答えた人の割合は、慰安婦問題を巡る日韓両政府の合意などを背景に、去年より5ポイント余り高くなり、互いの印象が改善に向かっていることを示しています。 それによりますと、相手国の印象について、「良い」または「どちらかといえば良い」と答えた人の割合は、日本側で去年より5.3ポイント高い29.1%、韓国側で去年より5.6ポイント高い21.3%となりました。 一方、相手国の印象が「良くない」または「どちらかといえば良くない」と答えた人の割合は、日本側で去年より7.8ポイント低い44.6%、韓国側で去年より11.5ポイント低い61%となっています。 この背景には、去年12月、慰安婦問題を巡る日韓両政府の合意によって関係の冷え込みが和らいだことなどがあるものとみられ、日韓間で互いの印象が改善に向かっていることを示しています。 ただ、