進次郎の厚労部会長就任をプロはこう読む ※本稿は、プレジデント誌の連載「リーダーの掟」に一部加筆したものです。 肉もごはんもお酒も危ない タバコが体に悪いというのはおそらく本当のことなのだろう。しかし、それを言うなら、お酒も、肉も白米も健康リスクを高めるというきちんとした医学的根拠がある。 【お酒】 英国のがん研究所は、アルコールとの関係が特に指摘されているがんの種類として、口腔がん、咽頭がん、食道がん、乳がん、肝臓がん、大腸がんを挙げている。そのリスクは、ワインやビール、蒸留酒などアルコールの種類とは無関係で、飲む量についても「がんに関しては安全な飲酒量などない」と断言している。(ニューズウィーク日本版18年1月9日) 【白米・肉】 ・白米には、糖尿病のリスクと正の相関関係がある。つまり、糖尿病になる危険が増す。 ・加工肉の摂取量が1日あたり50グラム増えると脳卒中のリスクが13%増加す