米ニューヨーク(New York)市内の販売店の店頭に展示される金細工(2013年4月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Spencer Platt 【4月16日 AFP】15日のニューヨーク金先物相場は、中国の経済成長率低下やキプロス中央銀行による金の売却の可能性を嫌気して急落し、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の4月渡しは前週末比9.35%安の1オンス1360.60ドルで取引を終えた。 下げ幅は1983年2月28日以降で最大を記録。同取引所によると、出来高は米国で金先物取引が始まった1974年12月以降の最高記録を更新した。 金融危機に見舞われているキプロスでは先週、国際通貨基金(IMF)と欧州連合(EU)による救済計画の一環として、中央銀行が14トンの金準備の一部を売却する準備をしていると報じられた。 金価格下落の背景には、米国や中国の各種指標がインフ